大和但馬屋日記

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今日のゲーム(七月一日)

ワンダと巨像(PS2,SCEI,ASIN:B000F9Z9AW)

クリアしましたよ。

十六体目(承前)

右掌に取付くところまではよし。ここからどうするかといふと、右手首の辺りに剣を刺す。すると奴は左手で下腕を押へる仕草をするので、その間は右手が足場として安定する。そこで矢に持替へて左肩を狙ふ。左肩には小さい急所がある。そこに矢を当てると右手で傷を押へようとするので自然に肩まで連れて行つてくれる。あとはそこから頭によじ登つて、いつも通り急所にザクザク。これで長い戦ひも終了。

ストーリー的なもの

鬱。これではまるで‥‥と、とある古い古いRPGの名前を挙げかけてやめた。そんなことしても読者に混乱を及ぼすだけだ、と毎日の様に「某ファミコンロボ娘シューティングのタイトル+それの縦スクロール面の七番目」でやつてくる検索リファラを見て思つたことであるよ。ええと、何の話だ。
ダークファンタジーとしてなかなか思はせぶりに作つてあつて、まあさういふのが好きな人にはたまらんのではないかな(他人事風味)。

ぶつちやけ面白かつたのか

ここまでに書いたことの繰返しだけど、後半でやつと面白いと思へる様になつた。前半はただ「凄いなー」としか。途中で投出してたら「勿体ない」と今なら言へるが、投出す人の気持は分るといふか、途中でさうしても良いかと思つたワシも確かに存在してるッス。
前半の単調つぷりには、「これはゲームといふより超映画級CGムービー生成ツールだな」と半ば本気で思つてた。PS2の目指した「まるで映画の様なゲーム」とはまさにこれのことなんだと。ここまで成功してたら、まあそれもありかなと思ふ。ただ個人的に「これは映画的にゾクゾクする」と思つた絵は、そんなになかつたかなあ。「THE地球防衛軍」にはあれほど震へたのになあ。
このゲームで一番リアルに感じたのは「高い所からジャンプして金玉キュー」なあれ。あと、硬い肉に剣を突立てた時の手応へとか、さういふ身体感覚の表現が良かつた。モーションだけでなく、効果音やエフェクト、そしてゲーム上の反応(ダメージを喰ふ量や相手の動き)等の一々が秀逸なおかげだと思ふ。単に映像が凄いだけでなく、その辺への細やかな気配りがこのゲームのクオリティを支へてるんだと感じた。

これを言はないお約束かもしれんが

3Dの「ゼルダ」と「もののけ姫」を足して二で割つた片方が「ワンダ」でもう片方が「大神」みたいなイメージがありますよ。