大和但馬屋日記

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漢検二級

出社したら、「ヤマちやん(オレのことだ)、漢字書ける?」と唐突に訊ねられた。何のことかと思つたら公益財団法人 日本漢字能力検定協会漢検二級の問題の一部のURLを示された。
二級の問題例(十)、次の−線のカタカナを漢字に直せといふ問題。

  1. 学界のイツザイとして期待されている。
  2. わがショウガイで最も華やかな時だ。
  3. 彼の言動にカイギの念を持つ。
  4. 母のショウゾウをかき上げた。
  5. 現場でセンバン工として働く。
  6. カンレキを迎えてますます元気だ。
  7. トウテツした論旨に敬服した。
  8. 一輪挿しのカビンを買った。
  9. 関係書類をエツランする。
  10. 自宅キンシンを命じられた。
  11. 祭礼のチゴ行列が通る。
  12. 岸辺のネコヤナギが芽をふく。
  13. 当選でウイジンを飾る。
  14. あちこちでシノび笑いが起こる。
  15. 両者の対立のミゾを埋める。
  16. 弓のツルが切れた。
  17. 情報はすべてツツヌけだった。
  18. 三か国語を自由にアヤツる。
  19. 湖上にホカけ舟が浮かぶ。
  20. タワムれに恋はすまじ。

このくらゐは余裕でせう、と始めてみたら一問ど忘れして、一問間違へた。前者が10で後者が7。それでも感心されたけれども、まあ、伊達に普段から手書入力はしてないですよ、と。といふか、手書入力をしてなかつたらここまで書けなかつたと思ふ。「変換候補から文字を選ぶ」のと「書く」のとでは大違ひだ。これはタブレットPCに乗換へた当時にも思つた。
もちろん、漢字を手で書けなきやいけないとは思つてゐないが、オレにとつては「書く」といふスタイルが性に合つてゐる。仮令キーボードで打つより時間が掛るとしてもだ。時間は有限だが、そこまで切詰めなくてはならぬものでもないだらう。