大和但馬屋日記

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2004-09-11

[][][]第15戦イタリアGPフリー走行三回目

晴、ドライ、朝なので気温は低め。

タイムは二十一秒後半に綺麗に並んでいて、見たところタイヤメーカーの差もほとんど見られない。フェラーリが一セクでやや遅いのは気になるけれど。シケインが二箇所あるから、そこからのトラクションのかかりでミシュランが若干有利とは言えそうだ。気温が上がった時にその差が開くのか縮かまるのか、注目したい。

2004年第15戦 イタリアGPフリー走行三回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'21.700 255.261km/h
2 F・アロンソ ルノー Mi 1'21.705 +0'00.005
3 A・ピッツォニア ウィリアムズBMW Mi 1'21.723 +0'00.023
4 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'21.855 +0'00.155
5 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'21.867 +0'00.167
6 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'21.962 +0'00.262
7 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'22.018 +0'00.318
8 J・バトン BARホンダ Mi 1'22.062 +0'00.362
9 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'22.097 +0'00.397
10 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'22.284 +0'00.584
11 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'22.369 +0'00.669
12 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'22.774 +0'01.074
13 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'22.784 +0'01.084
14 R・ゾンタ トヨタ Mi 1'22.867 +0'01.167
15 O・パニス トヨタ Mi 1'23.103 +0'01.403
16 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'23.332 +0'01.632
17 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'24.411 +0'02.711
18 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'24.526 +0'02.826
19 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'24.669 +0'02.969
20 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'26.114 +0'04.414

[][][]第15戦イタリアGPフリー走行四回目

バウムガルトナーとパンターノが一セクで止まった様だが、まさか接触? 赤旗は出ていない模様。

アロンソがついに二十秒台に。バトンもそれを更新。やっと面白くなってきたな。

フェラーリのタイムが伸びない。セクタータイムがどこも見劣りしてしまう。ザウバーとタイムが近づいていることを考えると、やはりタイヤの差が顕わになってきたのだろうか。

終盤、マイケルが四番手ながら二十秒に乗せてきた。そしてバリチェッロがトップ。それぞれ順に三セク、二セクでトップタイムだから、横方向のグリップは優れているのだな。一セクが抜群に速いのがアロンソなのは、さすがにトラクション重視のルノー+ミシュランといったところか。

結果的に二十秒台に八台が入って、予選への盛上りは問題なし。やっぱりモンツァは速くてナンボだよね。

2004年第15戦 イタリアGPフリー走行四回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'20.555 258.889km/h
2 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'20.653 +0'00.098
3 J・バトン BARホンダ Mi 1'20.734 +0'00.179
4 F・アロンソ ルノー Mi 1'20.773 +0'00.218
5 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'20.805 +0'00.250
6 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'20.856 +0'00.301
7 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'20.898 +0'00.343
8 A・ピッツォニア ウィリアムズBMW Mi 1'20.921 +0'00.366
9 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'21.058 +0'00.503
10 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'21.506 +0'00.951
11 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'21.859 +0'01.304
12 O・パニス トヨタ Mi 1'21.889 +0'01.334
13 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'21.929 +0'01.374
14 R・ゾンタ トヨタ Mi 1'22.114 +0'01.559
15 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'22.230 +0'01.675
16 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'22.490 +0'01.935
17 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'23.146 +0'02.591
18 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'23.794 +0'03.239
- G・パンターノ ジョーダンフォード BS - -
- Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS - -

[][][]公式予選一回目(9/11) 天候:(晴/ドライ)

ライコネンがいきなり1'20.501。これに対してマイケルは一コーナーでスライドしつつ、二セクで何とか巻返して1'20.528で追いすがる。バリチェッロは1'20.552、届かない。そしてなんと、マッサが1'20.571、続いてフィジケラが1'20.357でトップに踊り出た! これはビックリだ。

クルサードも1'20.414でライコネンを上回った。

トゥルーリ、一セクでベストだが二セク三セクでズルズル落ちてしまう。ウイングがぺたんこすぎてレズモやパラボリカで横にすっ飛んでいる。これはいくらなんでもやりすぎだろう。

ハイドフェルト、第一シケインの立上りでスローダウン。エンジンは回っているが加速しない。ギアが逝った模様。

モントヤ、バカッ速。1'19.525! 思わず叫んじまったい。ピッツォニアも1'19.671。

バトン、見ればFTT装着車で走っているではないか。 そしてタイムは1'19.856。すごい次元に入って来たな。

バウムガルトナーはスペアカー、やはり午前中にパンターノにやられたとのこと。二戦連続でもらい事故とは気の毒としか言い様がない。

アロンソは1'20.341。これも悪いタイムじゃないのに見劣りしてしまう。

琢磨、1'19.733。三セクを上手くまとめた。パラボリカの進入ではドキドキしたが、上手かった。

パンターノ、ブレーキングのたびに車がブルブル震えているよ。本当にひどいクルマだ。ここまでエンジニアリングがしっかりしてないチームで走るのも気の毒ではあるな。

さて、フェラーリが九、十番手。どうなる本予選。

2004年第15戦 イタリアGP公式予選一回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'19.525 262.242km/h
2 A・ピッツォニア ウィリアムズBMW Mi 1'19.671 +0'00.146
3 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'19.733 +0'00.208
4 J・バトン BARホンダ Mi 1'19.856 +0'00.331
5 F・アロンソ ルノー Mi 1'20.341 +0'00.816
6 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'20.357 +0'00.832
7 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'20.414 +0'00.889
8 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'20.501 +0'00.976
9 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'20.528 +0'01.003
10 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'20.552 +0'01.027
11 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'20.571 +0'01.046
12 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'21.011 +0'01.486
13 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'21.783 +0'02.258
14 R・ゾンタ トヨタ Mi 1'21.829 +0'02.304
15 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'22.114 +0'02.589
16 O・パニス トヨタ Mi 1'22.169 +0'02.644
17 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'23.264 +0'03.739
18 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'23.963 +0'04.438
19 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'25.082 +0'05.557
- N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS - -

[][][]公式予選二回目(9/11) 天候:(晴/ドライ)

  1. ハイドフェルト、1'22.301。
  2. バウムガルトナー、1'24.808。
  3. ブルーニ、1'24.940。コースオフしたバウムガルトナーより遅いって一体。というかバウムガルトナーがショートカットの疑いで審議。そりゃそうか。
  4. パンターノ、1'23.239。
  5. パニス、1'21.841。
  6. クリエン、1'21.989。
  7. ゾンタ、1'21.520。パニスより速い。
  8. ウェバー、1'21.602。
  9. トゥルーリ、アスカリ出口で少し乱れたか? 1'21.027、ちと物足りない。
  10. マッサ、1'22.287。一コーナーで突込みすぎて大幅ロス。
  11. バリチェッロ、1'20.089。ここからはずっとクライマックスだ!
  12. M・シューマッハー、一セクは速かったが二セク三セクで遅れた。1'20.637。重い可能性はあるが、意外だ。
  13. ライコネン、二セクで大幅ダウンして1'20.877。こんなもんなのか?
  14. クルサード、1'21.049。二セクで向い風になったのが相当厳しい模様。
  15. フィジケラ、1'22.239。一回目とのタイム差を考えるに、相当に重いのか?
  16. アロンソ、1'20.645。三セクで速かった。
  17. バトン、すんごい重そう。1'20.786。
  18. 佐藤、1'20.715。バトンと全く同じ動き。パラボリカのカウンターが燃料の重さの証しか。
  19. ピッツォニア、1'20.888。
  20. モントヤ、二セクでやはり遅れて1'20.620、二番手。

結局、バリチェッロだけ一人浮いたタイムでポールポジション獲得。レース序盤でどんな作戦をとるのか、雨という予報は今度こそ当るのか。とても予測のつかない決勝の行方や如何に。

2004年第15戦 イタリアGP公式予選二回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'20.089 260.395km/h
2 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'20.620 +0'00.531
3 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'20.637 +0'00.548
4 F・アロンソ ルノー Mi 1'20.645 +0'00.556
5 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'20.715 +0'00.626
6 J・バトン BARホンダ Mi 1'20.786 +0'00.697
7 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'20.877 +0'00.788
8 A・ピッツォニア ウィリアムズBMW Mi 1'20.888 +0'00.799
9 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'21.027 +0'00.938
10 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'21.049 +0'00.960
11 R・ゾンタ トヨタ Mi 1'21.520 +0'01.431
12 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'21.602 +0'01.513
13 O・パニス トヨタ Mi 1'21.841 +0'01.752
14 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'21.989 +0'01.900
15 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'22.239 +0'02.150
16 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'22.287 +0'02.198
17 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'22.301 +0'02.212
18 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'23.239 +0'03.150
19 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'24.808 +0'04.719
20 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'24.940 +0'04.851