大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

2007-03-17

[][][]2007年第1戦オーストラリアGP土曜フリー

初日は午前のP1直前に雨、午後のP2はドライというコンディションだった様だが、このP3も開始直前に雨が降ってきた模様。コンディションは未だドライだが、タイヤチェックには厳しい状態だろう。

最初のコースインはスパイカーアルバーススパイカートロロッソは初日最下位に沈んでいる。フェラーリエンジンで、かつシャシー性能の影響が大きくないサーキットでもこれほど悪いのかと嘆かざるを得ない。

とりあえず約半数の十二台がコースに入って状況を見る。やはり様子見するしかないといつたところか。

ホンダのカラーリングはやはりひどいな。ドライバーのヘルメットが全然マッチしないので滑稽にすら見える。それはそれとして、ノーズ脇のフィン形状は面白いことをやつている様だ。しかし形の見え辛い柄だね。

小倉氏の解説によるとスパイカーエンジンは本家フェラーリトロロッソに搭載される物とは若干異るスペックのものが登録されているという噂があるとか。真偽不明。

ライコネンがサクッとトップタイム。オンボードカメラで見るマシンの動きは極めてスムーズ。いい仕上りだ。アロンソがそれを更新するも、ライコネンがさらに一秒差をつけて1'26.616。速いなー。しかしフェラーリのカラー、貧相に見える。赤の蛍光分が減った様な。なんか下位カテゴリのマシンに見えるよ。

マクラーレンの新人ハミルトン、1'28.012。ちと今ひとつな動き。色は格好いい。

マッサがトップへ。昨年終盤からノリノリだなやっぱり。オレの時代が来た、という感じだ。

ロズベルグのマシンがトラブルでストップ。昨日から調子悪いのか。ウィリアムズのマシンのデザインは妙にオールドスクールに見える。ノーズ先端が極端に低いせいか。

アロンソがハミルトンの前に立てない。ライコネンはマッサを上回ってきた。フェラーリマクラーレンの差が顕著だな。予選は25秒台確定か。

うわ、スーパーアグリのデビッドソンが五番手、ライコネンから僅か一秒遅れってのが凄いな。佐藤十三番手、そしてそれを上回れないバトンとバリチェッロ。ホンダ危うしか。

最後は渾沌としてきた。ライコネンはトップ堅持、二番手にフィジコが飛込み三番手ハミルトン、そして四番手デビッドソンと九番手佐藤。おいおいおい。これは間違いなく政治的にバッシングされるな‥‥ま、静観。

予選は読めないな。

[][][]2007年第1戦オーストラリアGP予選

Q1

予選方式は昨年と変化なし、違うのはタイヤのスペックを二種類自由に使えること(当然セット数制限はある)。

コンディションはドライ、朝と違って空もよく晴れている。

一発目はやはりデビッドソン、佐藤に対してバトン、バリチェッロが後れをとっている。お、リウッツィが佐藤の前に。

アロンソは僅かにハミルトンに遅れた。ライコネンがトップ、マッサはマクラーレンの後ろ。

ルノーBMWは最後の方に出てきて、クビサが三番手に。

デビッドソン七番手、これはQ2進出確実、佐藤も九番手に。バトン十一番手、トヨタ二台も通過。

ホンダのバリチェッロ、レッドブルクルサード、そしてトロロッソのスピードとリウッツィスパイカースーティルアルバースがQ1で脱落となった。

バリチェッロはソフトタイヤを使ったのに通過できなかったと。バトンも終ってみれば十五番手、全く安心できるものではない。

全く新車でのテストを行えなかったスーパーアグリが難なくQ2進出。何てこったい。

Q2

トゥルーリがジャッキを引き擦ったままピットアウト。ジャッキはピットロード出口でうまく落ちたので問題なさそう。一方のラルフはアウトラップでスローダウン。チームラジオによるとギアがスタックしているらしい。

クビサが1'25、882、そしてハミルトンが1'25.577。アロンソはハミルトンから0.3秒遅れ。ハイドフェルドクビサの前に。BMWが速い。

ライコネンマクラーレンの後ろ。マッサは終盤ギリギリのアタック開始だが二セクでスローダウン。タイム無しなので十六番手確定か。

さて、脱落したのはスーパーアグリのデビッドソン、ウィリアムズロズベルグブルツルノーコバライネンホンダのバトン、そしてフェラーリのマッサ。ということで‥‥

佐藤琢磨、Q3に進出!! 嘘やろ!?

嘘だと言ってよバーニィ(エクレストン)。

チームもこれには驚いたか、ピットに戻っても給油の準備すら出来てない。決勝の作戦まで今すぐ立てなくてはならなくなって、これは明日苦労するんじゃないかという気もするぞ。まあ頑張れ。

Q3

燃料消費ラップを終えて、最初のアタック用のタイヤにハミルトンはハード、アロンソはソフトを選択。作戦変えてきたのかマクラーレン

ライコネンがアタックラップで一発叩き出した。1'26.072。

ラストアタック、アロンソが二番手。ハイドフェルドが三番手に、続いてハミルトン、クビサ、フィジコ、ウェバー、トゥルーリ、ラルフ、佐藤という順位。

決勝はやはりキミとフェルナンドの一騎討ちにBMWがどう絡むかというのが順当な予想か。マッサがどこまで挽回できるかはセーフティカー次第、まあ一回は出てくるだろうから、それをワイルドカードとして使えるか否かだね。

トヨタは意外にしぶとく残った。どちらかはポイント獲るかな。

ルノーがもう少しやるかと思ったがBMWに負けているのは心配。

しかし何だな、マイケル一人抜けただけで若くなったなー、今年のF1。

それにしてもスーパーアグリ、こんなに活躍してしまって政治的に大丈夫か? スパイカーばかりでなく、下位に沈んだウィリアムズあたりも黙ってはいまい。夏頃まではゴタゴタがありそうだな。

政治的な帰結はともかく心情的には

以下は本当にスーパーアグリSA07がホンダRA106のコピーであるならば、といふ仮定の下の話。
で、あるならば、「去年のマシンを持つてきてテストもなしにぶつつけで走らせたら、完全新作のマシンよりも遥かに速かつた」といふのは、現場としてはやつてられんよなあ。
まだ決勝前の時点でこんなこと言ふのも何だけども、ホンダRA107は今明らかに速さがなくて苦労してゐる。開幕戦に持つてくる機体としては「失敗」だと言つて良からう。でも、聞けば設計面で様々なトライをしてゐて、それが上手くいつてゐないのだとか。少なくとも彼等は攻めて戦つてゐる。その彼等が去年作り上げたマシンを、「持つてきていきなり走らせてみたらなんか速かつた」といふのなら、それはスパイカーあたりが怒るのも無理はなからうと思ふし、心情的に怒る方に肩入れしたくなる。
スパイカーはまだジョーダン時代のマシンを走らせてゐるにすぎないから、速さはともかく買つてきたマシンを走らせてゐる点でワシの興味の対象にはなつてゐない。しかし早晩投入されるであらう彼等のオリジナルカーがもし遅かつたとしても、ワシはそちらの方を応援するなあ。
結局のところSA07がどの程度「彼らが作つた」と言へるのかが明らかにならないと何とも言へないのだけど。
まあ、ぶつちやけ、「余所の速いマシンを買つて走らせたら速い」なんてのは当り前すぎてつまんねえなあつてだけのこと。来年以降はそれもアリつてことになるとか何とか言はれてるけどね。

今日のゲーム(三月十七日)

TEST DRIVE Unlimited(Xbox360,ATARI/eden,ASIN:B000IYD8GG)【輸入版:アジア】Test Drive Unlimited - Xbox360

マクラーレンF1 GT-Rでミリオネアチャレンジをやらうとしたが、久米仙古酒四十三度なんて呑んだ後にまともに運転できるはずもなく。寝る。

コナミアーケードコレクション(NDS,KONAMI,ASIN:B000LYP186)コナミ アーケード コレクション

グラディウス
通信操作プレイなら復活もそれなりに。四面終盤でも成功したのだから十分だらう。でも七面前衛で終了。2chのスレでは「DSL十字キーだと斜め入力できない」なんて話が出てるけど、それはどこの並行宇宙のDS Liteだらう。ワシのは斜めにしか入力出来ない糞パッドなので是非交換してほしい。
ロードファイター
ハワイで散々「高速での路肩すり抜け」とか「カスッた時の挙動の立直し」を鍛へたので余裕でゴール、と思つたがそんなに甘くなかつた。ハワイにや路上のオイルやタンクローリーや工事現場やガス欠はないもんな‥‥フフ‥‥