自転車用ブラケットを装着した

先日別機種用のと間違へられて再発注となつたGeko201用自転車ブラケットがやうやく届いたので自転車に装着してみた。畳んだ携帯電話ほどのサイズ*1があるGekoを自転車に取り付けてみると、意外に大きく見える。本体色が派手な蛍光イエローであることも手伝つて、なんか知らんが必死な感じだ。このへん、見た目はサイコンの方がいいかもしれん。
取り付けて走つてみた。バッテリーがすぐ切れた。台に固定するためのパーツが本体へビス止めされる構造なので、バッテリーの交換がやや面倒になつた。その代り自転車の振動で本体が脱落する気遣ひはないから、まあこれはよしとしよう。
バッテリーを換へてさらに走る。ディスプレイに何を表示させておくかは試行錯誤の余地ありだな。知らない道ならナビ画面で良いだらう。さうでない場合は四種類のデータが一覧できるモードにして、そこに何を表示させるかを選択できる。現在時刻は必須として、あとはとりあへずナビ画面の補足用に次のポイントまでの距離、あとは平均速度と現在速度くらゐか。山を走るなら高度計もよいかもしらんが、この機種は気圧補正がないので標高データはあまり当てにならない。他にも選択できるデータの種類はやけに多いが、どれが使ひ物になるかはまだまだ未知数だ。まあ、そのうち思はぬ発見をしたりするだらう。
職場に着くまで走つて、データを吸上げてみて驚いた。鞄や服のポケットに入れて走つた時よりも、データの精度が格段に増してゐる。といふか、一度も途切れてゐないし、明後日の方向へのワープも首都高の下を走つた時に稀に発生するだけで、極めて質のいいログが取れた。やはり本体は露出させておくのが良い様だ。それと、手に持つて画面を見るたびにGPSの位置や向きが変化するのもデータのノイズ源になつてゐるといふことだな。さういへば鈴鹿からの帰りに新幹線の窓際にGPSを置いた時も質のいいデータが取れた。察するに、本体を相対的に安定させて連続的にデータを取得できる状態に置くのが一番といふことか。ナビとかメーター代りとしてよりも、良質なデータ取得のために有効なデバイスだつたといふのは意外な収穫。

*1:畳んだ状態のW41CAとほぼ寸分違はぬ大きさである

今唐突に頭の中でインドア派のワシとアウトドア派のワシが喧嘩を始めました

何だいきなりアウトドア趣味に目覚めたオッサンの様にはしやぎやがつてみつともない。
いやいやさうではなくて、インドア趣味の幅を拡げるためにアウトドアでのデータ収集をですねー。
そんなこと言つて先月末にダウンロードしたXbox360の「DOOM」も全然遊んでないくせに。
一往今朝「ディグダグ」完全版も落としたんだけど?
でも一面クリアすらしてへんやんけ。家の中でこんなチマチマしたゲームやつてられんてか?
いや、ワシどちらかといふと「ディグダグII」の方が好きなんよ。
ほらみろやつぱりアウトドア志向気取り*1かー!!
えーと誰か止めて。

*1:地中が舞台の「ディグダグ」に対して「〜II」の舞台が地上になつたことを言つてゐるらしいぞ

金曜日の足跡

正面ゲートから遊園地に入り、サーキットのメインゲートから西コース方面に向ひ、立体交差を見てからヘアピンを回り、マッチャンで写真を撮つてスプーンへ、帰りはトライアルコースを回つて元来た道を戻り、グランドスタンド裏へ。午後になつて東コースを横断、パドック裏の山田池のほとりからダンロップの丘を登つてデグナーへ。さらに西ストレートのスタンドへ足を伸ばし、セッションが終つたらそのままコース下の道を潜つてヘアピン方面へ、といふ行動が克明に記録されてゐる。面白いですね、恐ろしいですね。
つーかグランドスタンド裏からスプーンまで歩くだけで片道小一時間かかる広いこのコースをたつた八十九秒弱で一周するんだから、F1つてすごいや。

• 2006年10月12日 manpukuya 地図 たのしいGPS。そして鈴鹿サーキット周辺のデータも、いつの間にかずいぶん解像度が上がっている。
• 2006年10月12日 adramine ふむん 何時に何処にいたというデータは無いんですか？それ？

つこの行程のトラックデータ(pot形式)
「カシミール3D」にこのファイルを喰はせて「編集」→「GPSデータ編集」で「トラック」を開けばあれやこれやが赤裸裸に。キャー。