大和但馬屋日記

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自転車用ブラケットを装着した

yms-zun2006-10-12

先日別機種用のと間違へられて再発注となつたGeko201用自転車ブラケットがやうやく届いたので自転車に装着してみた。畳んだ携帯電話ほどのサイズ*1があるGekoを自転車に取り付けてみると、意外に大きく見える。本体色が派手な蛍光イエローであることも手伝つて、なんか知らんが必死な感じだ。このへん、見た目はサイコンの方がいいかもしれん。
取り付けて走つてみた。バッテリーがすぐ切れた。台に固定するためのパーツが本体へビス止めされる構造なので、バッテリーの交換がやや面倒になつた。その代り自転車の振動で本体が脱落する気遣ひはないから、まあこれはよしとしよう。
バッテリーを換へてさらに走る。ディスプレイに何を表示させておくかは試行錯誤の余地ありだな。知らない道ならナビ画面で良いだらう。さうでない場合は四種類のデータが一覧できるモードにして、そこに何を表示させるかを選択できる。現在時刻は必須として、あとはとりあへずナビ画面の補足用に次のポイントまでの距離、あとは平均速度と現在速度くらゐか。山を走るなら高度計もよいかもしらんが、この機種は気圧補正がないので標高データはあまり当てにならない。他にも選択できるデータの種類はやけに多いが、どれが使ひ物になるかはまだまだ未知数だ。まあ、そのうち思はぬ発見をしたりするだらう。
職場に着くまで走つて、データを吸上げてみて驚いた。鞄や服のポケットに入れて走つた時よりも、データの精度が格段に増してゐる。といふか、一度も途切れてゐないし、明後日の方向へのワープも首都高の下を走つた時に稀に発生するだけで、極めて質のいいログが取れた。やはり本体は露出させておくのが良い様だ。それと、手に持つて画面を見るたびにGPSの位置や向きが変化するのもデータのノイズ源になつてゐるといふことだな。さういへば鈴鹿からの帰りに新幹線の窓際にGPSを置いた時も質のいいデータが取れた。察するに、本体を相対的に安定させて連続的にデータを取得できる状態に置くのが一番といふことか。ナビとかメーター代りとしてよりも、良質なデータ取得のために有効なデバイスだつたといふのは意外な収穫。

*1:畳んだ状態のW41CAとほぼ寸分違はぬ大きさである