大和但馬屋日記

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iPodのバッテリーその後

昨日の状態から一度完全にバッテリーを使ひ切つて、もう一度充電してみた。今度はUSBでなくコンセントから。
ふむ。一往完全に充電できてゐるやうだ。シャッフルで回したままにしておいて、何時間再生できるか測つてみるとしよう。といふことで朝の八時丁度から回し始めて今二時間後。経過順調。夜までもつかな。
もうすぐ丁度八時間。ゲージは既にすつからかんで、何時切れるか今切れるかといつた当り。当初は十二時間使へてゐたから能力は三分の二に落ちてゐる計算だ。十二時間が八時間ならまだ良いが、八時間が四時間になるとかなり厳しいよな。
切れた。八時間三十五分。うーむ。

「気のおけない」に関する補足

論理が見えないと書かれてしまつたのは私の筆力に問題があるからだと思はれるので指摘いただいた部分について説明いたします。要するに「何が言ひたいのか分らない」といふことでありませうから、これは私にとつては由々しい問題です。

実際に「気のおける」といふ誤用が存在する
これは論ずる必要がないでせう。
「気のおけない」といふ言葉はもともと誤解を招きやすい表現である
この事実は、kangaenai氏には似た様な例をいくつも挙げていただいてゐるので、認めていただいたものと理解します。

この二つの事実から何を導くか、といふところで「論理が見えない」と言はれてゐる様なので、それを明らかにします。
私は先にも書いた通り、「気のおける」等に類する誤用を積極的に認めるつもりはありません。言葉を殺さず生かすには、正しく使ふ以外にない。ここはよろしいでせうか。
では紛らはしい言葉をどう扱ふか。おそらく「読者の誤解を招く様な表現は使ふな」と読まれてしまつたのでせう。しかし私が言ひたいのはさういふことではありません。自分の書くものにとつて、その表現が必要だと思ふならば使へばよろしい。誤解上等といふのならば、それはそれで結構な態度です。
ここで問題になるのが私の「一度は考へてみてほしい」といふ結びであるのでせう。私の意図として、それは「紛らはしい言葉を使ふな」といふ意味ではなくて、「自分の書くものにとつてその表現が本当に必要かどうか」、それについて考へてほしいといふ意味に尽きます。それを等閑にするから、商業出版物で「気のおける」なんてことをやらかしてしまふ。それは言葉以前に、まづ自分の作品を大切にしてゐるといへるのかと、まあ言葉の誤用ひとつでそこまで追ひ詰めるつもりはないけれど、極論すればそんな風に思ふ訣です。格好をつけて間違ふくらゐなら、まだ格好をつけない方が「まし」でせう。
さて、たぶん、この前段のところに私自身にも分る論理の飛躍があるので、さうならない様にここまでの私の主張を改めて抜き出せばかうなります。

  • 誤用が存在する
  • 誤用されやすい言葉がある
  • 誤用するくらゐなら使はない方がましだ

[id:yms-zun:20060216:okenai]で書いたことから最低でもこの三つが導けなかつたとすれば、それは私の悪文故でありませう。「元々さういふつもりだつた」とは後からいくらでも言へますので、そんなつもりではなくて、先の記事の内容について私自身の考へをこの様に修正したものと受止めていただければ幸ひです。
これはあくまで「論理が見えない」といふ御指摘に基いた説明であり、内容の是非に関する異論、特に私の「誤用するくらゐなら使はない方がましだ」に掛るであらうkangaenai氏の御批判については態度を保留させていただきます。また後で時間のあるときに別途検討させてください。もし改めて御批判なり反論なりいただけるならば、「誤用するくらゐなら使はない方がましだ」に対して行つていただいた方がお互ひに話がしやすいとは思はれます。
とりあへず先の記事の結びに少し言葉を補つておくならば「誤解または誤読のリスクを避けよ」ではなくて「誤用に伴ふ混乱のリスクを考慮せよ」といふことが言ひたいのですが、まだややこしいでせうか。あくまで私は書き手の態度を問題にしてゐるのであり、「読者に優しい」表現、言葉を変へれば「馬鹿でも分る」表現にせよなどと言ひたいわけではありませんと申し添へておきます。

  • 2006年02月17日 funaki_naoto 『[ことば]「「自分の書くものにとつてその表現が本当に必要かどうか」、それについて考へてほしいといふ意味に尽きます。」「誤用に伴ふ混乱のリスクを考慮せよ」』

今日のゲーム(二月十七日)

ツーリスト・トロフィー(PS2,SCEI,ASIN:B000BNBAXC)ツーリスト・トロフィー

エキスパートライセンス獲得。全てシルバー。その過程でニュルブルクリンクの一部を初めて走るが、これが楽しいのなんの。峠道が欲しくなるね。
つか、四輪のゲームだつたらとうに投げ出してる頃合なのに、このゲームが楽しくて仕方ない。今は自分のスキルが一方的に上がつていくところだから余計にさう思ふし、スキル上昇の実感を曖昧にさせる「金でパーツを買つてグレードアップ」といふ要素が皆無なのが本当に有難い。単に金を稼ぐのが面倒なのではなくて、速く走れないのが自分の腕のせゐなのかパーツの性能のせゐなのかが分りにくいからアレ系が嫌ひなのだ。
このゲームがアレ系でなくて本当によかつた。