大和但馬屋日記

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氣もそぞろ

F1氣分を高める爲に「Forza 7」で走る。

何故鈴鹿でなく敢へてモンツァをしかも葉巻のフェラーリで走るのか。さういふ氣分だつたのだ。仕方ない。
現代F1の常識だとモンツァといへばパラボリカといふのが定番なのだらう。しかしダウンフォースもタイヤの構造も異なる昔のF1マシンでモンツァを走るとパラボリカより餘程難しいコーナーが姿を現はす。第ーシケインと第二シケインの間を結ぶ高速の右コーナー、クルヴァ・グランデだ。
今のF1中繼では名前も呼ばれない、アクセルベタ踏みで通過されるのでコーナー扱ひすらされないここが、昔のマシンでは氷の上を走る樣に不安定になる。一本しかないラインを少しでも外すと外側のフェンスにまつしぐら。實際、先の動畫でも一度失敗してゐる。ゲームでなければこんなところを走るのは眞平だ。昔のF1ドライバーつて本當に頭のネジが緩んでゐたのだらう。


メルセデスのスタッフはオサレを氣取つてみたのだらうが、新聞の見出しが妙に重くて氣になるなあ。