ノーパワー、ノースピード

F1ジャーナリストの米家さん、ホンダばかり惡者にされてるヨーロッパのメディアの在り方に兼々御立腹。その氣持は解るのだけど。

決勝の最高速がどうとかいうしょうもない記事をたまに見かけますが、せめて予選のトラップと較べてスリップ入ってるかどうか考えて比較しないと。今回のVETなんて最後にUSでプッシュしてスリップとダブルDRS効いてるからめっちゃ伸びてるし。逆にHAMなんかめちゃ絞ってるし。 #F1JP pic.twitter.com/g2e8kIuMgn

— Mineoki YONEYA (@m_yoneya) 2017年6月13日

ピ一クにスリップストリームやDRSの影響があるのは注意すべきとして、ピーク値を除いた平均を取つたらやはりホンダのパワー不足は顕著に現れてしまふよなあ。
カナダでのマクラーレンの空力パッケージがモナコと同じで重いのはシャシーが惡い所爲といふのもさうなんだらうけど、ダウンフォースは速度に依存するのでパワーが低い程トータルパッケージとしてのダウンフォース不足に陥り易く、そのツケをウイングで補はざるを得ないのもまた眞理。
空カのマズさをパワーで誤魔化してた過去の榮光のマクラーレンホンダの再來を望むのも筋が惡い。あの頃にもしパワーが足りてなかつたらかうなつてた、といふのが今。どうしやうもないよね。