大和但馬屋日記

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72.45kg 21.2%

F1アメリカGP決勝。ポールポジションのハミルトン、今囘はやつとスタートをスムーズに成功させた。ロスべルクも惡くはなかつたが、三番手リキアルドの發進の良さに一コーナーで刺されて逆轉されてしまふ。
後方ではボッタスとヒュルケンべルクが接觸、さらには十一コーナーでペレスもサインツとの接觸でスピン。フォースインディア散々。
地元チームであるハースは入賞を目指してゐるがバトンがグロージャンを拔いて十番手を奪ふ。壁は厚いか。十八周目にグティエレスがブレーキトラブルでリタイア。ハース、一臺脱落。
フェルスタッペンの受難。二十七周目にピットインするもピットでは何も準備がされてゐない。モナコGPでリキアルドに對してやらかした様にまたピット側のミスか? と思ひきや、どうもマックスの方が「呼ばれたと思つたよ、ごめん」と言つてゐるので勘違ひで入つてしまつたらしい。その後、三十周目にはマシンがスローダウン。突然エンジンがパワーを出さなくなり、囘つてはゐるが何かを叩く様な音を出すばかり。ピットにも戻れずそのままリタイアとなった。これは痛い。このストップでバーチャルセーフティカーが出て、その機に乗じてロスベルクがピットイン、リキアルドの前に出て二番手に。リキアルドはチームメイトのリタイアをライバルに利用されたので御冠。まあ仕方ない。
四十周目ライコネンがピットイン、タイヤ交換で出て行つたがピット出口を拔けたところでマシンを停めた。ホイールがきちんと装着されない状態で發進させてしまひ、ピット側から停めさせたらしい。御粗末。かうした上位陣の自滅劇もあつて、ハースのグロージャンが十番手に浮上してきた。
五十二周目、五番手サインツがブレーキをミスしたのを見て後ろのマッサが氣を取られ、その虚を突いてアロンソがマッサを刺した。マッサは全く後ろを見てゐなかつた様でインを締めてしまひ兩者は輕く接觸。アロンソは前に出たもののレ-ス後に審議。マッサのミスだと思ふけどねえ。マッサはこれでフロントタイヤをパンクさせてしまフた。アロンソサインツも拔いて五位に上つたがあとは審議次第。
ハミルトンが優勝、ロスべルク二位。兩者のポイント差は縮まつたがロスべルクにとつてはより優位になつたか。あと三戰、ハミルトンは全勝するだけではチャンピオンになれない。
グロージャンは十位を確保した。ハースの面目躍如。ただ參戰してるだけぢやないんだぞと結果で見せたのは偉い。