大和但馬屋日記

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データなし

わりと本気の大掃除。こんなに綺麗になるのかこの部屋。汚くしてこそよく分るといふもの。
F1イギリスGP決勝。スタート直前に大雨が降り、セーフティカースタート。降雨はすぐに止んで、路面が乾くのを待ちながらのレース開始。タイヤを換ヘるタイミングが序盤のポイントになつた。各車ドライタイヤに換へてからはウェットパッチとの戦ひで、特に第一コーナーの進入で何人もが姿勢を崩してゐる。トップを行くハミルトンも例外ではなく、後続との間に築いた差を少し失つたりもした。
ウェットが苦手なロスべルクはフェルスタッペンに順位を奪はれ三番手へ下り、ドライになつてから二番手を取戻したもののレース終盤でギアが一瞬スタックし、「ギアボックストラブルだ!」と叫ぶ。それに応へてピットからは「七速ギアを飛ばして走れ、シャシーセッティングをデフォルトに戻せ」と指示が出た。おやおやあ? 案の定スチュワードより「ピットからドライバーへのドライビングアシストを行つた」旨で審議となつた。まあ十中ハ九ペナルティだよな。
ハミルトン優勝、ロスべルクは暫定二位、フェルスタッペンが三位でフィニッシュ。以下リキアルド、ライコネン、ペレス、ヒュルケンべルク、サインツベッテル、クビヤト。チームで言へばメルセデスメルセデスレッドブルレッドブルフェラーリ、フォースインディアフォースインディア、トロロッソフェラーリトロロッソベッテルだけをかしいのはギアボックス交換でグリッド降格があつたからで、それも含めてここまで綺麗にレース結果がチーム序列を表してゐるなんてね。そして、そこでフェラーリレッドブルの下に居るなんてね。今季、本当に面白くなつてるなあ。
それにしてもイギリスの観客、あんたらそこまでハミルトンのことが好きだつたつけと思つてしまふ程の熱狂ぶりだけど、たぶん先週オーストリアで不当にブーイングを受けたせゐでもあるんだらうねえ。ロスべルクに意趣返しまでしたのはやりすぎだけど。まあ、例の国民投票の直後でもあるし、鬱憤溜まつてたんだらうな。