大和但馬屋日記

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真鍋島の八幡祭。「走り御輿」で近隣にはそれなりに知られてゐる。本来は秋の例祭なのだが人手不足のため今世紀に入つてから五月の連休に行はれることになつてゐる。例祭の時期をずらすなど本末顚倒であり祭礼としての意義は損はれてしまつたが、消えてなくなるよりはまだマシといふことか。自分としては九年前に見て以来、久し振りである。

九年前にこの写真が撮れたのに味を占めて流し撮りが好きになつた。C4040Zは良いカメラだつた。今年の成果。

DP1は良いカメラだ。DP3 MerrillもDP1ほどではないにしても良いカメラだ。

同じ場所で撮つた動画。

横に並ベて固定した二艘の船に神輿を載せて海を渡る。獅子舞の奉納などもあり、おぼろげに見た憶えがあるから、幼稚園に入る前に見たことがあつたのだらうな。
白黒で「焼いた」写真を両親に見せると、白黒といふだけでどうも反應が鈍い。「昔、現像の機材を自分で持つて焼いとつたやん。あの頃の写真を見たのが今でも心に残つとるんやで」と父に言つたら「さうか…」と黙つてしまつた。今更こんな褒め方されてもうまく気持ちを持つていけない様で、そこは俺の親だな、と思つた。

カラーで焼いてみたけど、白黒の方が好きだな。「白黒で焼く」と決めて撮つた写真だから。