大和但馬屋日記

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アニメが好調なので「くまみこ」の続刊を読み進めてみたら、ちやんと面白かつた。最初の方と比べたら漫画としての構成が格段に良くなつてる。ここまで読んでおけばよかつた。
三者三葉」アニメの話数が進むほどに辛く感じてゐる。登場人物が全員「薄い」。双葉にしても照にしても、そして何より葉子様にしても、そこに架空のキャラが実在するとして、それを作品の形で描写する際に荒井チェリー先生なら一歩踏み込んで描くところをアニメでは半歩引いて描いてゐるイメージ。「こんなキャラぢやない」とは思はないまでも、「こんなもんぢやない」とは思つてしまふ。緩い。物足りない。声がついて動いてるのにさう思ふといふことは脚本が駄目なのだな。
声優さんはよくやつてゐる、双葉の人なんか声は完壁だ。しかしこんな脚本では役不足としか言ひ様がない。薗部さんの声は新井里美さんかと思つたら桃河りかといふまだ若い声優さんで、wikipediaを見てみたら尊敬する先輩として新井さんの名が挙がつてゐた。ふむ。キャラの年齢(不詳)からすれば