大和但馬屋日記

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年明けて放映の始まつたアニメの内AT-Xで放送してゐるものは大体一通り観た。ロボ娘ものが複数あるのは良いことだ。その一方、「ディメンションW」の百合崎ミラの声が、福井裕佳梨さんかさもなくば有得ないけど松来さんかと思つたら上田麗奈さんだつた。原作は某島に行つてからあまり面白くないんだよな、そもそもアニメでどこまでやるのか。同じ作者なら「地球美沙樹」もやつてほしい。
紅殻のパンドラ」は楽に観られてよし。士郎正宗氏の世界観はこれくらゐ緩くて丁度良いのだ。原作の「攻殻」にもあつたその部分を削落したのがアニメの「攻殻」と名の付く作品で、削落したものだけを拾ひ集めたら「紅殻」になるのだとしたら俺はこつちだけでいい。田中敦子氏のここまで緩い演技を聞けるのも滅多にないことだし。
他には、架空のスポーツ物がちらほらあつて良い。「プリンスオブストライド」はもう少し頑張つて競技そのものを面白く描いて欲しいなあ。まあ狙つてるターゲットが対岸方面なのでおつさんが観てどうかう言ふものでもないとは思ふが。「ミラーズエッジ」を遊んでゐる時の様なパルクール感が、絵から今一つ伝はつてこないのがもどかしい。男の子達が格好良ければいいのですかさうですか。
蒼の彼方のフォーリズム」の方は美少女ゲーム原作とのことだが、今のところわりと期待してゐる。「ワルキューレロマンツェ」くらゐ面白ければ文句はないかな。架空のスポーツ物つて、そのスポーツ自体を面白さうに見せないといけないからハードルは高いと思ふ。でも何だか好きなんだよな。