大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

買つてきたタイヤとチューブを交換。流石にMTBに攻め攻めのタイヤを着けるのはもうやめて、街乗り用の全天候タイヤにした。ワイヤービードを填めるのは未だに苦手。タイヤレバーなしに填めることもできない。MTBに乗り始めた頃はこれでチューブに穴を開けまくつたものだが、流石にもうさういふへマはしない。しかし作業時間は掛つてしまふな。
ついでに、何年も放っておいたフレームの汚れを落してみた。こびりついて半分も落ちなかつた。まあ、この汚れこそが俺の自転車だ。長年手塩にかけた分、まだ弄りたいのはこつちだな。ロードの方はまだ借り物くさいといふか、思ふ様に弄りたい欲が湧いてこない。どこか不具合が出てからが本番な。
で、タイヤを換へたMTBに久し振りに乗らうとして階段を下りるために車体を担ぎ上げたら、これがやたらと重い。こんなに重かつたつけか。新しくなつたタイヤだけで一キログラムくらゐ重くはなつただらうが、それ以前に「ズシッ」とくる感じ。よくこんなの担いでたな。
跨つてみた。ペダルを踏んでみた。ブしーキを掛けてみた。ん? なんだかフィーリングがをかしい。前ブレーキの掛かり始めに「カクン」とクリック感がある。ブレーキ自体には問題なさげ。二箇月半くらゐ放置した間に、フロントサスにガタが出た様だ。ブレーキを掛けた状態でバネが縮み始める時に「カクン」と引掛る。ブレーキなしで荷重をかけても何ともない。バネの付け根に遊びが出来たか、腐食してヤバいことになつてるか、そんな感じかな。ちよつとこのまま乗り続ける訣にはいかないかもだ。リジッドフォークに交換しようか、完全に降りてしまふか、ロードを買つた店にでも相談して決めよう。
仕方ないので改めてロードでまだ走つてない方角を探索。「クイックス」で陣地を拡げるイメージで走つて三十キロ。ロードにGPSを付けて走つた累積距離が二百四十キロ近くになつた。