大和但馬屋日記

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yms-zun2013-10-16

朝まで大雨、その後昼までは大風。昼を過ぎて穏やかになつてからゆつくり出勤。嵐の中を無理に出勤する必要はないからさうしなかつたけど、無理を押して出勤しなければならない人を社畜呼ばはりする下劣な言説が嫌でも目につくのはどうかと思ふよ。
日本GPのおさらひ。観客動員数はおそらく過去最低レベルで、その御蔭もあつてかどこへ行くにも何をするにも凡そ「待つ」といふことがなかつた。日曜の昼前に最終コーナーから逆バンクへ抜けるトンネル道を余裕で歩けるなんてことがあつただらうか。同行の友人に言はせれば「スーパーGTの方が混んでたかもしれんで」。さもありなむ。
観客が少ないことは早い段階から判つてゐた様で、仮設スタンドの数が大幅に減ってゐた。逆に言へば、急に増やせるもんでもなかつたといふこと。
チーム、エンジン、タイヤ、ドライバーのどこにも「日本」を背負つてゐる看板のない中で、十分盛上つたのではないか。
一日目は「のぞみ99号」で名古屋行き、これの御蔭で「のぞみ1号」よりも一本早い近鉄急行に乗れる。金曜なので稲生ルートはやめといた。白子で友人と合流して、荷物を観光案内所に預けてからバスでサーキット入りした。
夕方、バスで白子に戻つて荷物を回収、津新町のビジネス旅館に素泊り。

夕食に入つた焼肉屋ではタレの代りに八丁味噌がついてきて、これが三重流かと訊ねてみたら、その店だけの流儀である由。つか三重流ぢやなくて名古屋流だよな。宿では「モンハン4」。まあお約束。
翌朝、もう一人の友人に車で迎へにきてもらつてサーキット入り。近い近い。一日目は酷暑と言つて良かつたが、二日目は涼しかつた。それでも日焼け止めは忘れずに。
二日目の夜はいつもの榊原温泉の宿へ。風呂場で一緒になつた別室の人に「F1ですか」と訊いたら、仕事だとか。御苦労様です。
日曜は、まあいつも通り。どこも混まないなあ。客が少ないことよりも、やはり地元周辺のノウハウが成熟してゐることが一番の理由だと思ふよ、中も外も。
レースが終つてから、夜は津まで車で送つてもらつた。大阪方面に帰る友人に併せてのことだつたが、これが大正解。ダメ元で「名古屋までの特急はありますか?」と訊いたら、余裕で取れた。さう、名阪甲特急の末裔には、津から名古屋までノンストップの列車もあるのだ。白子からは無理でも、津からなら空いてゐる。毎年何がしんどいと言つて、白子あるいは若松からの急行の混雑が疲労の元となつてゐたのだ。
2ch情報ではサーキットから白子までのバスも十五分待ちくらゐださうだし、車がなくても一旦津に下がつてから特急を使ふのは良い手だと思つた。長年通つてゐても、時々は別の手を探してみるもんだ。