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コミケ二日目。日程の都合で、普段なら三日目に配置されるジャンルがこの日になつた。会場の暑さは限度を超えてゐて、あちこちで人が倒れてゐた、さうだ。俺は殆ど動いてゐないので友人からの伝聞。
コミケは規模が大きすぎて、俺のキャパシティが入場前から振切つてしまふので何かを探さうといふ気にならないのよな。何故そんな場に行くかといふと、人に会ふ為でしかない。不真面目でごめんよ。
閉会後、友人の車を運転して帰阪。中央道を走つたら恵那山トンネルの天井が撤去されてゐた。五月に走つた時は撤去前だつたが、あの時と比べると段然走り易くなつた。崩落の恐怖などはなかつたとしても、あの低い天井であの長さのトンネルを走るといふのは相当な圧迫感があつたのだと思ふ。今回はいつも感じてゐたあの嫌な雰囲気を全く覚えることなく抜けられた。ハンドルを握る手が楽だつた。皆が同じ様に感じてゐるとしたら、事故率もそれなりに下がるのではなからうか。