大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

普通に晴れとるな。暑くなる前に泳ぐ。浜伝ひの先にある岩山に海食洞窟があるので、そこを目指す。

距離にして三百メートルくらゐだらうか。洞窟の中は真暗で、奥まで進むと何も見えず、流石に危ないので最奥部を確かめることは叶はなかつた。手を伸ばした先に何も見えないといふのは如何にも怖い。
昼前に車で移動して伊根の港町を見物。昼食を摂つて酒を買ふ。この町の水との距離感は独特すぎて興味深い。干満差の大きい瀬戸内海では到底成り立たない暮し方だからなあ。

宿への帰途、蒲入の港にも立寄つてみる。こちらは普通の漁師町だ。

そして間人の方にも行つてみる。間人と書いて「たいざ」と読む。間人皇女(はしひとのひめみこ)に因むといふが、これは読めない。といふか、この界隈の地名の読みは独特なのが多い。先に立寄つた蒲入の読みは「かまにふ」ださうだ。

後は温泉に入つてダべッて寝た。