大和但馬屋日記

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カナダGP決勝

スタート、一・二コーナーで事故はなし。小林がライコネンに抜かれた。リキアルドが順位をかなり落してゐる。ロズベルグのペースが妙に遅い。
五周目、マッサが一コーナーでスピン。順位を七つも落して小林の後ろに。速い時に自滅したらあかん、と思つたらもうタイヤが終りかかつてゐるのか。
十三周目にマッサが最初のピットイン。続いてディレスタ、シューマッハー
十六周目にバトン、プライムからオプションに交換。ハミルトンが首位ベッテルに迫る、ベッテルはピットに逃げ込む。お、小林がファステスト。ハミルトンがアロンソに追はれ、こちらもピットへ逃げた。そしてベッテルの前に復帰。
二十周目にアロンソがピットイン、ハミルトンの目の前に出た。この一周の攻防が見物だ。十コーナーで後ろにつかれ、ストレートで抜かれた。攻守が入換はる。ハミルトン、アロンソベッテルの絡みが面白い。ハミルトンがハイペースでアロンソを離しつつある。アロンソベッテルを抑へるのに苦しんでゐる。しかしベッテルベッテルでDRSを使つても捉へ切れない。
二十五周目に小林がピットイン。一回ストップか? セーフティカーが出れば安心できるのだが。
HRTが二台ともリタイア。ブレーキが逝つた模様。
ライコネンとペレスは三十周を過ぎてなほピットインを行はない。三十四周目にバトンが二度目のピットイン。オプションを履いた。三回ストップか。
小林がディレスタに引掛つたまま、その前との差をどんどん広げられてゐる。厳しいなー。タイヤが生きてる内に前に出ないと作戦の意味ないのに。
四十二周目、ライコネンがピットイン。中古のオプションで残りを走り切れるのか。四十三周目にペレス。
シューマッハーのリアウイングのDRSが故障し、上つたまま閉まらなくなつてしまつた。このままでは危険すぎるためにリタイア。本当に今年はついてないな。
五十一周目、ハミルトンが二度目のピットイン。安定のマクラーレンクルー、ここでも一秒ロス。彼女? が「何やつてんのヨ」とばかりにテーブルをバンバン叩いてゐる。
残り十五周を切つて、アロンソベッテルもまだ入らない。逃げ切れると踏んだのか。
マッサ、ロズベルグ、ペレスがバトル。前に並ぶ二台に対してペレスが圧倒的に速いな。五十八周目にペレスが前に出た。マッサが遅いんだな。五十九周目にマッサがピットイン。
六十三周目、ハミルトンがベッテルを抜いて二番手に。あとはアロンソだ。次の周にはもうDRS圏内に踏込まれる。抜かれたベッテルは仕方なくピットイン。六十五周目、あつさりとハミルトンが前へ。
アロンソはどうしやうもなくグロージャンにも抜かれる。このままではペレスにも捕まる。ベッテルが例の壁に軽くキス。あら珍しい。
六十九周目、ペレスがアロンソを抜いて三番手に。そしてアロンソベッテルにも抜かれた。もうボロボロ。
ハミルトンが優勝し、今季七人目の勝者となつた。一九八二年以来とも言はれる混沌としたシーズンだが、七戦やつて七人目とは何とも異常。二位グロージャン、三位ペレス。一回ストップでよく上つてきた。アロンソロズベルグ、ウェバー、ライコネン、小林、マッサまでが入賞。セーフティカーが出なかつた、混乱のないレースだつた。
かうなると、今年のドライバー評価は「勝つた奴」「表彰台に上つた奴」「その他の雑魚」にカテゴライズされちやふよね。ポイント争ひは無意味。小林、頑張れよな。