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モナコGP予選。Q1でペレスがクラッシュして赤旗。モナコ入りしてからのペレスは鼻息が荒ぶりすぎてゐたと、川井氏の伝へるところの関係者評。クラッシュしたラップの中間タイムは、確かにベストなんだよねえ。紙一重を突き破つてしまつたか。
マルドナドは午前のフリーでそのペレスと接触して、グリッド十番手降格のペナルティ。彼も前回優勝の余波で荒ぶつてゐたとかで、モナコつてのは人を狂はす何かがあるんだねえ。
何度も繰返されるペレスの映像で、クラッシュする前からマシンの右フロントのアラインメントが狂つてゐるのではないか疑惑。真相や如何。
Q2でベルニュがクラッシュ。各車スロー走行をする中を縫つて走るマッサ。おいおいそれは怒られるんぢやないかい? 緑旗出てた? そのマッサがトップタイム。バトンが落ちた‥‥
Q3。ベッテルがオプションタイヤの温存に走つたのを除いて、久々に全員がガチでアタックに入つた。本当に誰がトップでもをかしくない。そんな中で最後にトップを叩き出したのは、何とマイケル・シューマッハー。あービックリした。残念ながら前回スペインでのセナへの追突のペナルティで五グリッド降格が決つてゐるので、幻のポールポジションとなつてしまつた。ポールは影の薄かつたウェバー。速かつたんだけどねえ。マルドナドは九番手なので十九番手スタートとなる。もう少し上げられなかつたか。
お、トップスリーインタビューにはマイケルが出られるのか。