大和但馬屋日記

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yms-zun2012-03-11

昨日、多慶屋で折畳みテーブルを買つてきた。

こんな塩梅でフライトスティックを使ふためのもの。「Forza」のハンドルコントローラをボルト留めした別のテーブルとは排他的関係にある。傍のキーボードはUSBのワイヤレスで、これもXBOX360に繋がつてゐて、勿論「蒼の英雄 Birds of steel」の操作の為にある。キーコンフィグで駄目で元々と試してみたら、当り前の様にキーの割当てができたので驚き呆れた。こいつはホンマもんのフライトシムだ。新しくテーブルを宛がふくらゐの価値は見出すべきだらう。
で、着陸に失敗したり発艦に失敗したり着艦に失敗したりして遊んだ。難易度を「シミュレーター」にしてゐると、色々と洒落にならない。ラダーを操作してゐないとプロペラが発生するトルクに因つて地上加速で左へ左へと曲つてしまひ、飛行甲板の脇から海に落ちる。普通に回頭しようとして操縦桿を目一杯引くだけで失速して錐揉みになる。某アニメよろしく「いんめるまん、たーん!」はい失速。ぢやあ「スプリットS」。過負荷で機体がバラバラになりました。ともかくも今まで経験してきた飛びモノで培つたアレコレが全部吹飛んだ。
敵機との距離をHUDに表示なんかしてくれないし、そもそもどこに敵が居るかも分らない、敵味方の識別も機体の色と形でしか判別できない。戦況確認用の広域マップだけが唯一のゲーム的オーバーテクノロジーだが、これを見てゐる間は操縦ができないときたもんだ。矢印を追ひかけて画面に入つた菱形をロックオンするだけの簡単なお仕事とは似ても似つかない。仮に矢印が出たところでその方向に飛ぶことすらままならぬ。飛ぶといふのは大変なことなのだ。
飛ぶことの難しさを実感しながら、真珠湾を攻撃したり防衛したり、両方の立場で日米開戦ごつこなど。眼下のオアフ島の地形がまた目に馴染んだものであつたりして、疑似体験脳も大概にしたらいいと思つた。