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ここんとこ聞こえてくるF1方面の話題。

リハビリ中のクビサが脚を骨折。あうう…。つまんないことでキャリアをフイにしないでくれよう。

ハミーこと浜島裕英氏がフェラーリ入り。へえ、メルセデスぢやないんだ。彼を買つてたのはフェラーリといふ組織ではなくロスとマイケルだと思ってた。といふか、ハミーが欲しい程にフェラーリはタイヤで苦しめられてゐて、メルセデスはさうでもないといふことだろうな。むしろピレリがフェラーリを警戒する様になつたりなんかしないかね。それは幾ら何でも杞憂か。

ロータス(かつてベネトンだつたりルノーだつたりした方)が新しいサスペンションを考案、FIAの承認を受けて他チームも模倣する方向へ。ブレーキの踏圧に追随してフロントのサスが油圧作動して、ノーズダイブを抑制する装置らしい。可動部品で車高を調整するのは「可動する空力付加物(DRS除く)」や「電子制禦によるアクティブサスペンション」等の禁止項目に抵触しさうなところだが、「車高を変らなくする」「受動的な機構であり電子制禦ではない」といつた辺りでうまく潜り抜けた模様。六年前に同じくルノー(当時)が考案したマスダンパーと、実現しようとする目的は同じ。マスダンパーには後から物言ひがついてシーズン途中で禁止されたが、今度はどうかね。ロータスの連中がここまでしてノーズダイブのキャンセルに拘るのも興味深い。その執念や良し。技術開発なくして何がF1か。