大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

Eee slate B121に関する話の続き、三つめ。

ソフトウェア関係。タブレットPCタブレットPCたらしめるソフトについてはどうなったか。

日本語入力パネル は基本的にvistaと同じ仕様で、細かくチューンアップされた印象。書き癖の学習を一からやり直さなくてはならないのは面倒だが、基本性能が高いので今のところ書いてゐて問題は感じない。
今回は書いた字の前後を見てある程度の補正をしてくれたり((「り(平仮名)」の後に「ー(長音記号)」が、確定後のテキストを選択した状態で 入力パネルを開くと、パネルにそのテキストが戻されて修正できたり、入力パネル上でジェスチャによる消去や挿入が行へたり等、色々アシストが強化されてもゐる。今まで出来てなかつたのかよといふ気もするが。
漢字入力時、「門構へ」の略字対応は従来通り。「日」+「玉」で「曜」はvista同様に不可(XP時代のみ可だつた)、「木」+「キ」で「機」は今回から不可になった。だんだん不寛容になるなあ。むしろかういふのは寛容にすべきだろう。「广垂れ」+「マ」で「魔」が出る様になつてもいいくらゐだ。
不寛容といふか余計な世話として、「‥(二点リーダ)」が入力できなくなつた。むりくり登録しようとしても対象外の文字だと拒否される。要らんことすな。よって今後当日記は「‥‥」と「…」が混在することにならう。B121の時は「…」を使ふ。今は「てん」で変換して入力してゐるが、一一やつてゐられない。まあ、目に見える不満はその程度。

付属ソフトの-、∪in!。wsJ。urna1。
この段落はJ。urna1で書いてみる。
まあ、性能・機能はいつも通りだと思ふ。
ちゃUと使へば便利だと思ふので、
使ひ易いところに置いておけばいいのに
何故か今回は(も?)深いところにあつ
て見つけ辛い。かういふものは強く
推して、ユーザー増やしてフィ-ドバック
しながら強化すればいいのに、なあ。

以下リライト。
付属ソフトの一、Windows Journal。この段落はJournalで書いてみる。まあ、性能・機能はいつも通りだと思ふ。ちやんと使へば便利だと思ふので、使ひ易いところに置いておけばいいのに何故か今回は(も?)深いところにあつて見つけ辛い。かういふものは強く推して、ユーザー増やしてフィードバックしながら強化すればいいのに、なあ。
ここまで。変換精度の高さも弱いところも相変らずか。XP時代よりは良くなってゐるとは思ふのだが。

付属ソフトの一、ArtRage studio。タブレットPC向けのインターフェースにマルチタッチの拡縮・回転対応もさせたペイントツール。ツールの方向性としてはAutodesk SketchBook Proの競合品つて感じだな。色々な画材のマチエールを表現できるばかりでなく、それらの盛上りを高さデータとして持つてゐるらしく、後から絵具の山をナイフで潰して引伸したりもできる。ボブ先生ごつこで遊ぶにはもつて来いだな。機能の似たSketchBook Proの最新版を買ふ必要があるかどうか迷ふところ。高機能なツールではあるが、それ故少し重い。
鉛筆とペンのタッチだけに特化した、タブレットPC用のUIを持つツールがあればいいのだがなあ。SAIのUIはタブレットPC向きとは言へないんだよね。初代SketchBook Proを今のスペックのマシンで使ふのが理想なのだが、どうにかならんか。後でとりあへずSketchBook Proの体験版を落しておかう。たかが体験版に個人情報を求めてくるので今一気が乗らないんだよな。