大和但馬屋日記

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シンガポールGP決勝

スタートで前三列の奇数列組が一気に前に出て偶数列は大きく後退。ウェバーが蓋をする形で後続が詰つてしまつた様だ。特にハミルトンは大きく割を喰つた。
タイヤのタレが出てアロンソがウェバーに抜かれ、十一周目にピットイン。これを皮切りに続々とピットへ。五番手を争ふマッサとハミルトンが同時にピットイン、フェラーリ勢はスーパーソフト(オプション)を嫌つてソフト(プライム)を選択した。ただでさへ熱の入りの悪いフェラーリなので後を追ふマクラーレンにとつてはここがチャンスとばかりにハミルトンが、ハミルトンが、あーまたぶつけたー。ハミルトンの左フロントウイングが無くなり、マッサは右リアタイヤをパンク。今のは(また)ルイスが悪いよ。何やつてんのかね。両車ともに再びピットへ。そしてハミルトンにはドライブスルーペナルティ。
各車ピットインを終えたところでフォースインディアが七、八番手。特に後ろのディレスタは長めに引張つてピット回数を減らす戦略でこの位置だから面白い。その後ろにペレス。二十八周目から二十九周目にかけて、ペレスとロズベルグがバトルをして軽く接触、動揺したところにシューマッハーが追ひ付いて、ブレーキングで追突。マイケルの激しいクラッシュでセーフティカーとなつた。各車ピットに駈け込む。
三十四周目にレース再開、ベッテルは先頭を保つたまま逃げる。ファステストを出して逃げる逃げる。ウェバーはアロンソを捕へて三番手に浮上。
四十周目に小林に対して青旗無視のドライブスルーペナルティ。いいとこないなー。
五十周目、バトンを皮切りに上位陣が最後のピットイン。「最後まで行けるかも」とか言つておきながら、安全策に出たか。バトンが先に動いたのでベッテルも余裕の対応。後ろが何をしようと先頭に居れば関係ないのさ。スタート以来、この二人だけは順位変動が全くない。終盤でベッテルがペースを落してバトンが迫る。残り二周のスタンド下でアルグエルスアリがクラッシュ、黄旗が振られてトラフィックが発生、ここにベッテルが巻込まれてさてどうなるかと思つたらどうにもならず、たつぷり二時間の長丁場をベッテルが制した。バトンが二位に入つたためチャンピオン決定は次戦以降に持越し。ウェバーが三位、四位アロンソ、五位にハミルトンが返り咲いたのは驚いた。ディレスタ、ロズベルグスーティル、マッサ、ペレスまでが入賞。インディアが速くなつてきたなあ。小林は十四位だった。
さて、次は日本GP。例によつて行つてくるノシ