大和但馬屋日記

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ドイツGP決勝

ドライコンディションなれどスタート前にサッと雨が通つたとか。
ポールのウェバーがスタートで出遅れた。真逆、オンボード映像が正しければ三速でスタートしようとしてないか? 違ふとは思ふが、出だしにエンジンの回転が落ち切つてゐたのは事実。地面の濡れを警戒して高めのギアで出るなんてこともあるのかしらん。小林が五台を一気に抜いて十二番手に。本当にこの人、予選順位が関係ないといふか良い順位を得ても意味がないといふか‥‥まあ、頑張れ。
十周目にベッテルが単独スピン。濡れた路肩にリアを乗せてしまつた。十一周目にハイドフェルドブエミに仕掛けようとして自滅。ブエミはパンクさせられて最後尾に。
十二周目、先述の事故でイエローの出てゐるシケインでハミルトンが減速しすぎ、ウェバーに最終コーナーで抜かれる。しかしこれは物議を譲しさうだと思つたか、ストレートでもう一度ハミルトンが前に出た。そこへアロンソが追付いて、トップ三台の接近戦となる。これを嫌がつたか、十四周目にウェバーが先にピットイン。これにマクラーレンフェラーリも反応なし。昨年ならタイミングを合せて自滅してたところだ。
十七周目、ハミルトンとアロンソが同時にピットイン。出口でウェバーとマッサがバトルしてゐるところに差掛つたが実質順位はウェバーがトップを守つたことに。しかしマッサが巧くウェバーの蓋をした。珍しくチームプレイが機能してゐるフェラーリ
二十四周目、シューマッハーがスピン。路面のまだ濡れてゐるところを踏んだ様だ。
三十周目、ハミルトンとウェバーが二回目のピットイン。コース上で二台がバトルになつて少しもたついたのを見て、次の周にアロンソがピットへ。僅差の首位でコースに戻るが、タイヤのグリップ不足のために第二コーナーから四コーナーでハミルトンが前へ。
三十六周目、バトンがトラブルでピットに入りリタイア。
あかん、ワンフェス疲れで寝さうだ。
後半。三回目のタイヤ交換に絡めて色々あつて(ひどいまとめ)、ハミルトンが優勝。アロンソが惜しくも二位、ウェバー、ベッテルといふ順で終了。ベッテルが表彰台を逃した。小林は九位入賞、ペトロフの追上げを凌ぎ切つた。
雨こそなかつたものの、冷えて微妙な路面で色々あつて面白いレースだつた。眠くなければもつと楽しめたと思ふと残念。
次は連続開催のハンガリーの後恒例の夏休みとなる。