大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

どこのTwitterを見ても同じRTばかりが目に入る。「どんどん面白いツイートすべきだと思うんだ」云々。言つてゐることは分るが、これ自体が集団的な洗脳と化してゐて怖い。譬喩でなく肉体的に全身が戦慄した。それが何であれ、価値観の表明に対する同意が果てしなく伝播するのがが恐ろしい。明日(今日、か)はネットから少し離れよう。

前段は「不謹慎な話題禁止」とか「Twitterヤベェ」とかぢやなく、俺自身の情報に対する中毒症状を書いただけ。病んでゐるのは俺。

映像で爆発に見えても結果は崩落であつた。映像だけみて「爆発だ、爆発だ」といくら言つても、あの映像から判断できることは何もなかつたといふこと。以上すべて結果論だけど、当事者以上の判断材料を自分は持つてないし、出された情報から判断する限り、何かを「糊塗」している様にも見えないなと。少なくとも「嘘」はついてない様に見えるし。「情報を出す」つてのはそれだけで大仕事だし、検討中の現場を生中継でもしない限り、いちいち「全部」を発表する手間の方が惜しいだらう。もちろん、現状のやり方がベストであるとは思はないけど、さういふ評価を下すのはタイミングでもないだらう。例へば「状況の把握に努めてゐる」と包み隠さず言つてるのに対してだつて「何かを隠してるんだらう」とは言へるんだよね。

危機的側面はこちらが伝へてゐる。これはこれで看過できないが、かういふ情報が抹消されてゐるの訣でもなし、後は「何を優先して報じるか」の取捨選択の問題だと思ふ。「すべてを鵜呑みにせよ」などとは自分も言つてゐないし、取捨選択が正しかつたかどうかなんて後になつてみないと分らない。そして、諸外国のメディアが原発に特に注目するのは当然として、政府やNHKにとつては「何十何百とある最優先事項のひとつ」でしかないんだ、悲しいことに。

爆発の瞬間、1フレームだけだがオレンジ色の光が見える。これ故、水蒸気でなくて水素爆発であろう、という事で、これは政府の発表と合致する。
続いて、建屋の高さの2倍から3倍の上空にショックコーン、あるいは建屋天井の残骸が飛ばされているのが見える。
つまり、建屋内部から高い圧力が掛かって建屋が吹き飛ばされているのは確実なわけで。

http://d.hatena.ne.jp/usui_soup/20110313

では、「爆発の結果崩落した」と言ひ換へませう。爆発現象がなかつたと強弁してゐるつもりはなかつたけれども、結果として残つたのは「天井が崩落してゐる」といふ事実。発表のタイミングではそれを言つた、といふだけでは? と自分は判断してゐるのです、とだけ。まあ、どうかしてるのでせう、ネット越しにウダウダ言へる程度には。今の自分が「どうもしてゐない」とは思へない。

アクセス集中&随時アップデートのため読めない可能性あり。
大阪の弟とメールでやりとり。どうも向うは呑気でいいな。まあ、それがよい。
そろそろ本格的に片付けないとな。しかし腰が痛くて重い。

気象庁の発表に改めて戦慄する。何が怖いつて、もう余震馴れし始めてる自分が怖い。緊急地震速報の音がスパムメールの着信音に聞こえるんだぜ?

三号炉の建屋も吹つとぶ可能性がある、と会見発表。容器が無事ならいいよ、と僅かにでも思つてしまつた。駄目だ。確かにどうかしてる。

輪番停電の話が具体化してきたが、「今雨が降つたら東北・関東地方の水系にどんな影響があるか」についてもそろそろ見解がほしい。これについて何か言つたら、阿鼻叫喚の地獄がやつてくるといふ予感が拭へないが。

十七時五十八分、津波注意報は全解除。

こんな時だがe-Taxで確定申告。サービスが止つてゐないことに、少し平静を取戻す。スカパーでアブダビGPの再放送を眺めつつ。このくらゐいいよね。

計画停電の資料が拡散してゐるが、FIXなのかどうかが分らず混乱とデマの温床となつてゐる模様。おちつけ。あと、関係ない地域の人は閲覧を控へてください。本当に必要な人がアクセスできる様に。

日も変りさうだしそろそろ洗濯物を干さうかな。花粉の少ない時間にしないと。室内にするかな。