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その後も続くFIA対FOTAといふか、モズレーとモンテゼモロの確執を見ると、ヨーロッパには「手打ちでシャンシャン」といふ観念自体が存在しないのだと改めて思はされるね。

Xbox360版「まもるクンは呪われてしまった！」。非常に面白い。あまりに面白いもんだから一日二日で実績の四分の三をロック解除してしまつた。まあ、それは実績の条件が甘いおかげではあるけれども、さりとて実績目当てのプレイをした訣でもない。普通にあれこれ試しながら遊んだ結果だ。アーケードでの評価は芳しくなかつたやうで、といふかクソゲー扱ひする輩が目立つてゐたやうにも思ふが、とんでもない話だ。アーケードの頃から面白かつたし、360用になつてさらに磨きが掛つた。何より右スティックでショットの方向を自在に向けられるやうになつたのだから、これこそが決定版だ。験しにアーケードスティックでも遊んでみたところ、ただの苦行だつた。成程、これなら手に馴染まない人が居るのも仕方あるまい。デジタル八方向スティックとボタン操作でこんな複雑な操作をやらせようとするのが間違つてゐる。残念なのは操作のデフォルト設定がアーケード準拠なことで、これは本当に良くないことだ。シューティングを遊ぶためにジョイスティックなんか所有してゐる奴の方が少ないのだし、さういふ連中はもともと「分つてゐる」のだから、そんな連中に合せてデフォルト設定を決めてはいけない。右スティック操作を標準とすべきだつたのだ。そこがアーケード屋の拘りか何かなのかもしれないが、そんなものは捨てた方が良かつた。

• iwadon ゲーム, Xbox_360, シューティング 2009/06/29