大和但馬屋日記

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yms-zun2009-05-28

一度弱音を吐くことで己の弱点をはつきりさせる効果が多少はあつたのか、少しは勝てる様になつた。少なくとも自分より弱い相手には。通算百勝も達成。

その百勝目は、ボタン連打でついうつかり、殆ど使つたことのないテムジンを選んでしまつてゐたことに開戦まで気付かなかつたといふ不本意なプレイ。で、使つてみたら、何これ凄く動き易い。なんか自由に地面を歩いてる。さうか、これが「バーチャロン」か。キャラ勝ちしたなどと言つたら相手やテムジン使ひの人に失礼だけれども、しかし始めからかうしておけば勝率二割未満といふことはないんぢやないか。サイファーは弱い機体ではないと思ふが上手くないと強くはなれないし、弱くなくても負け易いのは確かだらうから。

では今後機体を乗換へるかといふとそんな訣はないのだ。初代「バーチャロン」の時にバイパーIIに惹かれて以来、ワシはバイパーIIを上手く使ひたいとは思ひこそすれ「バーチャロン」といふゲームで沢山勝ちたいと思つた訣ではないのだから。だから「オラタン」でもサイファーにしか興味はない。強いとか弱いとかはどうでもいいんだ。

やつと、「だいたい思つた通りに動かせる」とこまではきた。今後の課題は「思ふこと」の引出しが少ないことと、「間違つたことを思つてゐる」割合が半分以上であることと、残りの割合のほとんどが何も考へちやゐないこと。

バーチャロン」がバイパーIIを上手く動かす為にあるゲームなのだと書いてみたら妙な既視感が。さうだ、「Forza2」はバイパーで楽しく走るゲームなのだつた。

いくつかの巡回先から栗本薫氏の訃報を知る。自分がある種のオタクである原因の一端が「グイン・サーガ」と「トワイライト・サーガ」にあることは間違ひない。感謝と哀悼の意を捧げたい。