大和但馬屋日記

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初Ito

Forza2」で初めてAIドライバーのItoちやんを雇つて走らせた。別に実績解除が面倒になつた訣でもなければ金に困つた訣でもない。ニュルの耐久に挑戦するにあたり、ピット戦略をどうするか決めかねてゐるのでデータ採集することにした次第。
一周でタイヤが三十パーセントも磨耗するので、七周のレースをニ・ニ・ニ・一と割つて三回ストップとするのが妥当なのだが、それでいいのだらうか。できれば三・二・二の二回ストップにしたい。AIはどう出るか。
Itoちやんは二周目終了時にで前走車から二キロ以上離されてダントツのビリ。ライバルは全て二周でピットインした模様。当然Itoちやんも‥‥入らない!? 三周目行くの? ステイアウトしたにも関らず、依然ビリをキープしてゐるといふのに!
三周目の高速登りセクションでタイヤの磨耗は七十五パーセント。カルッセル以降のテクニカルセクションを走りきるつもりか。アシストなしで自分で走れるのは八十パーセントあたりまで。それ以上となるとグリップが失はれて手に負へなくなる。ところが、Itoちやんは生来の無理をしなすぎるスーパーチキンコーナリングの賜物か、三周目を何事もなく走り切つてしまつた。どのみちダントツのビリだからあまり参考にはならないとはいへ、AIが三周を走る手を使ふとなると、これは考へ物だ。三回ストップでは勝てない危険もあるといふことだ。
さてどうしたものか。丁寧に走れば多少タイヤの寿命は延びるけれども、それでAIに先行を許した挙句にピット回数が同じでは仕方ないのだ。むしろ二周で使ひ切るつもりで攻めまくるべきか。さうするとミスが怖い。それで一時間も集中できるか。エアロにダメージを受けようものなら最高速のハンデを負ふので即終了。このゲーム、エアロだけは修理できないのだ。ニュルで最高速度が殺されると全く勝負にならない訣で。
挑戦する前から楽しめすぎる。