■ [GP][2008][europe]2008年第12戦ヨーロッパGP予選
スペイン・バレンシアの港湾地区に新設された特設サーキットで行われるヨーロッパGP。市街地とはいえコースは広く長く、かなりの高速トラックとなっている模様。ただ、ほぼ全てのコーナーがブラインドなので攻略は難しそう。
Q1
なんか皆慎重なのかな? とコメンタリ陣の評価。サポートイベントではすべて赤旗が出ているとか。
それでも終盤のアタックでタイムがどんどん更新され、トゥルーリが一分三十七秒台に突入、トップタイムでセッション終了。十五番手ピケまで一秒の差もない、接近したQ1セッションとなった。
バトン、クルサード、フィジケラ、バリチェッロ、スーティルが脱落。ホンダ全滅か。
Q2
雨か。オンボードカメラに若干の水滴。
ライコネンはコンディションが悪くなる前に、と真先にアタック。マッサ、クビサ、ハイドフェルドと続く。クビサがトップ。
おおー、ベッテルがトップに立った。タイムもここまでの全セッションのベスト。凄いなあ。ハミルトンが抜けない。
マッサも自己ベストながらベッテルを上回れない。ハイドフェルドが最後にマッサと同タイムで三番手に。ベッテルがQ2の首位を守った。すげえな。ハミ五番手、コバ七番手、キミ八番手。これをどう見よう。
中嶋、アロンソ、グロック、ウェバー、ピケが脱落。一ミスとかトラフィック一発でアウトなタイムレンジなのな。
アロンソはミス。母国だけに残念。
Q3
Q3はQ2の一秒半落ち程度で推移。重い状態ではフェラーリが好調か。最後のアタックをライコネンはハート側、マッサはソフト側で行う。路面温度が低いためか、タイヤのスペック差に顕著な有利不利はなさそう。
終了間際にハミルトンが首位に立つがマッサがそれを上回る。
マッサがPP、ハミルトン、クビサ、ライコネン、コバライネン、ベッテル、トゥルーリ、ハイドフェルド、ロズベルグ、ブルデーの順となった。ベッテル踏張った。
川井氏の読みでは各チーム共セーフティカーを念頭に置いた余裕のある作戦をとっているのではないかと。なるほどねェ。天候も悪戯をしそうだし、何より初コースだし、何があるかはちょっと想像がつかない。今年は番狂わせが続いてるから尚更だ。トロロッソに注目しとこう。