大和但馬屋日記

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似顔絵モデリング

yms-zun2007-05-26

数年前、愚弟が結婚する時に「式のウェルカムボードを作つてくれ」と頼まれて、弟夫婦をゲームキャラ風のローポリモデルにしたイラストを作つてやつた。そしたらそれが義妹一家に好評だつたやうで、そちらの姉妹が此度結婚することになつたから同じ様なものを作つて欲しいと頼まれた。で、一枚の写真を元にそれを作つてゐる訣だが。
前の時も当然思つたことだけど、難しいよなあ。特に女性の顔は。特徴をうまく拾つてそこを強調してやるのが似顔絵の基本。しかしそれを一歩間違へると嫌味に取られかねないし、かといつて抑へすぎると似てるやうな似てないやうな、凡庸な仕上りになつてしまふし。愚弟の時はそれでも「まあ兄貴のすることだから許せ」で済む所ではあつたが、今回はさすがに親戚筋とはいへ自分との繋がりが遠すぎて妙に気遣はしくもあり。むむむむむ。
3Dモデルだから頂点一つをミリ単位で動かしただけで随分印象が変る。モデルを詰めてやうやく似せられたと思つても、テクスチャを貼つたらまた全然別人のやうになる。それあさうだ、本物の人間だつて化粧一つで全く別の顔になる。人間の顔をモデリングする時は化粧のノウハウが不可欠なのだが、ワシにはそれが決定的に不足‥‥いや、皆無だし。
途方に暮れる時間もないので、今夜は寝ないで頑張らう。