大和但馬屋日記

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今日のゲーム(四月十二日)

カラス(DC,milestone,ASIN:B000MJPF5O)カラス

やうやく開封
アーケードでは一度だけコインを投入してよく分らないまま終つた。故にほぼ初プレイ。
色々と意味が分る様になるまで時間を要したものの、分つてくると成程面白い。画面に表示されるメッセージに「盾を極めると云々」とあつたのでその通りにしてみたら本当に強力だつた。「ギガウイング」並とまでは言はないにしても。
しかし盾を育てるプレイをする限り一面ボスは倒せず逃すばかり。一度シューティングゲームの様にプレイしてみたら倒せたけど。二面ボスは盾のレベルが五十に達してゐれば難なく倒せる。
ノーマルで四面(中?)ボス、ハードで三面ボスまで到達。
しかしまあ面白いのはその通りなんだけどアーケードでそれを理解するに至るには幾ら注ぎ込む必要があるかと考へるとまあ強気といふか何といふか、よくこのまま出せたものだと思つたよ。
面白さにしても頭でつかちな種類のそれなんで眩暈分に欠けるのかな。カイヨワの四つの分類のどれにも当て嵌まらないといふか、「意味が分つてきてジワジワとクる面白さ」の先に当然あるべき「キタ━━━━━━━━━━━━ッ!!」といふ決壊の瞬間が見えさうにない感じ。ビデオゲームにおける「理解する面白さ」つてのは、後に眩暈が来ると期待するからこそ味はへるものではないかしら。ワシはさう思ふのだけど。カイヨワ的にいへばイリンクス上等。他の三要素(勝負・模倣・偶然)もすべては眩暈のためにある。何この昭和の生き物。今時カイヨワて。
まあ、パッケージ全体から漂ふ体温とか血圧とかの低さうな当世感覚からはそんなものを期待しても仕方ないつてことだらうな。