Jetpac Refuelled(Xbox360,RARE)
先週のLive Arcade配信物。レア社の古い作品のリメイクらしいけど初めて遊んだ。
シューティング要素のある「バルーンファイト」つか「ジャウスト」みたいなイメージでほぼ間違ひなし。まあ、そこからイメージできる面白さを普通に備へてゐて面白い。
一九八三年当時のretroと、最新アレンジ版のRefuelledを選んで遊べる。retroはちよつとゲームデザイン的に欠陥があるな。「バルーンファイト」同様に左右が繋がつたフィールドで、敵の出現位置が必ず画面端となつてゐるので、クリアに必要なパーツがその付近に落ちてきた場合にそれを取りに行くのはほとんど運試しに近い。このへんは如何にも所詮八十年代前半のパソコン用アクションゲームといつた塩梅で、アーケードゲーム的な完成度から程遠く見えるのは否めないところだ。
Refuelledの方は当然いろいろ改良されてゐる。カメラのズームだけは謎仕様でプレイの妨げにしかなつてゐないが、それ以外の部分はそれなりに考へて遊べる様になつてゐると思ふ。特に「ロケットのパーツや燃料をぶら提げてゐる間はダメージを受けてもパーツを落とすだけでミスにならない」といふ要素がいい方向に働いて、工夫のしどころを作つてゐると思ふ。面が進むと焼け糞のやうに敵が出てくるあたりはいつもの洋ゲーだな。
実績全解除はちと無理くさいけど、たまに遊ぶにはいいゲームだと思ふ。
タイトーメモリーズ2下巻(PS2,TAITO,ASIN:B000MMULG4)
初回同梱の小冊子を見る限り、このシリーズも本作で最後。なんかもう、俺達の愛したタイトーは過去のものなんだなと思ふことしきりである。ゲーセン行つたら「バトルギア4tuned」のポスターにも「最終作」とか書いてあるし、もう本当に終りつつあるんだな。
で、この「タイメモ2下巻」だけど、今までで一番出来が良い気がする。収録作もなかなかだ。
フィールドゴール
これの何が面白いんだかと思ひつつ始めてみたら、意外にハマるハマる‥‥デジタル操作でもそれなりに遊べるし(そもそもこの当時のパドル物はちやんとしたアナログ操作ではなかつたし)、得点の仕組とか結構考へられてゐて楽しい。「ブレイクアウト」はどうでもいいけどこいつは気に入つた。
フェニックス
んー、微妙。移植がどうかうでなく、元のゲームが微妙。昔から思つてたんだが、この自機の移動モーションは何なの? 歩いてるのかな。
どうでもいいけど「エクセリオン」を遊びたくなつた。
ポラリス
これほど自機が追ひ込まれた状況にあるシューティングも珍しい気がする。
グレートソードマン
結構面白いんだよなこれ。フェンシングから剣道に変つた途端勝てなくなるけど。
シーファイターポセイドン
まだちやんと遊んでない。昔からちやんと遊んでない。
ジャイロダイン
企画書に「地味なゲームを作る」と書いてあつたんぢやないかと思ふくらゐ地味だよな。
バギーチャレンジ
なんかラリーっぽい雰囲気は味はへなくもない。しかしライバル車が意地悪すぎる。
女三四郎
この手の格闘つぽいアクションは本当に苦手。敵の手の内が全然見えないから組み合つてから何をすればいいのか全然分らん。勝つても負けても自分が何かをした成果だと思へない。
メタルソルジャーアイザック2
タイトル画面のBGMを聴けばそれだけで目的達成、みたいな。昔「ログイン」誌の紹介記事を見て「面白さう」と思つたけど遊んでみたらさうでもなかつた。所詮はタイトーの縦シューよね。
ハレーズコメット
所詮はタイトーの縦シューだけどこいつは別格だな。音の再現が今ひとつなのが惜しい。音圧が足りないといふか、周波数の上と下がばつさり切られてるといふか。
オペレーションウルフ
ムズい。
フルスロットル
背景が逆スクロールしたりしない、まともな「フルスロットル」。まあ曲さへ聴ければ。
チェイスH.Q.
サントラを360に突込んで「TDU」で鳴らしてるからあまり懐かしい気がしない。久々に遊んだ。日ごろ「TDU」で追はれる立場にある鬱憤を少し晴らせたかもしれない。
プランプポップ
遊んでない。
レインボーアイランド・エクストラバージョン
そのうち遊ぶ。
ヴォルフィード
一面で一発囲みして満足。
バトルシャーク
THE 男たちの魚雷砲座。目の前をおいしさうなお魚が横切るのが気になつて仕方ない。面白いんだけど、ダメージを喰らふ毎に性能が落ちてゲームオーバーまで畳み掛けられる「沙羅曼蛇」仕様はどうにかならんですか。
ファイナルブロー
この手の格闘つぽいアクションは以下略。本当に何をすればいいのだか。
マスターオブウェポン
メガドラ版しか遊んだことなかつたなさういへば。難しい。
メガブラスト
初めて見た。滅茶苦茶難しい。
サンダーフォックス
遊んだことないけど、結構イケる。画面内で「今この瞬間に何ができるか」を把握するのが大変なゲームだと思つた。
ウォリアーブレード
上巻の「ダラII」同様、二画面筐体を縮小表示。前巻までの同系統のゲームの出来から考へてあまり期待してなかつたのだけど、これの出来が非常によい。元のゲームの楽しさをスポイルしないレスポンスの良さに少し感激してしまつた。こんなに面白かつたつけ、と思つたくらゐだ。