大和但馬屋日記

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さつた峠*1

田子の浦ゆ打出てみれば真白にぞ不尽の高嶺に雪は降りける
「に」とか「白妙の」とか「つつ」は不許可。赤人は同一性保持権の侵害に怒るべきだ。つか改変した奴は歌をこねくり回しただけで絶対この景色を見てゐないよな。
ま、今日は辛うじてシルエットが判る程度にしか見えてないけど。前に来た時は影も形も見えなんだからいいのだ。またいつかリベンジしよう。
写真は失敗。どこにもピントが合つてないや。
峠の一帯は蜜柑畑。足を滑らせたら怪我では済まないやうな断崖に沿つて夏蜜柑の木が茂つてゐる。その間を縫ふやうにラック式のモノレールが張り巡らされてゐて、レールヲタのワシとしては何度来ても卒倒しさうなほど素敵な風景だ。まるで夢のやうではないか。この良さが分らんかな(誰に言つてんだ)