大和但馬屋日記

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今日のゲーム(六月二十六日)

ワンダと巨像(PS2,SCEI,ASIN:B000F9Z9AW)ワンダと巨像 PlayStation 2 the Best

やつと本腰入れて始めて、六体目の像を倒したとこまで進めた。印象を箇条書きしてみる。

  • 絵は言ふまでもなく綺麗。極めてプロジェクタ向き。
  • 絵の綺麗さの犠牲になつたものも沢山。低いフレームレート、目に余るジャギー、操作性の悪さ云々。
  • ゲームへの取つ付きの悪さは凄まじい。
  • とにかく最初は訣が分らない。しばらく途方に暮れてゐると見兼ねた天の声がヒントをくれる、そんな進行の仕方。煩はしいほどチュートリアルがあるのとどつちが良いかは判断保留。
  • 訣が分つてくると普通に遊ベる様になる。
  • マップのシームレスつぷりはすばらしい。
  • 遊べる様になると面白くなるかといふと、正直微妙。といふか、かなり単調。

単調に感じたのは巨像の倒し方が「急所を剣で刺す」以外の方法がない為で、「巨像への取付き方」とか「急所の在処の見つけ方」が工夫のしどころとなるのだらうけど、前者はともかく後者には単なる意地悪さしか感じなかつた。もう少し巨像に対していろいろ出来るものだと勝手に思つてただけに、自分の持てる「手数」の少なさに拍子抜けした感じだ。
「絵」の凄さは一見の価値があるけれども、PS2つてこのくらゐの絵が余裕で出せるつてのが当初の触込みだつた気がするので、実際ここまで無理せなあかんのかと思ふと溜息が出る。多分「次世代」機でもここまでの物は当分出ないんぢやないか、と思つたり。まあ、ともかくたしかに凄いわ、これは。
個人的に、プロジェクタを買つてから遊び始めたので「絵」見たさに先へ進むモチベーションが維持されてる感じ。これは「エースコンバット5」と同じだな。小さいモニタを使つてゐた頃なら早々に投出してただらう。
ともあれ、六体目までの攻略メモ。

一体目

何が何だか分らん内に何度も踏潰されて死んだ。足に取付いてから脹脛に剣を刺して動きを止めつつよじ登り、途中で休みを入れながら頭の急所まで辿り着く。急所をザクザク刺して終了。

二体目

牛みたいな巨像。四ツ足の足の裏が最初の急所。正面で挑発すると前足を振上げるので足裏に矢を射る。すると体勢が崩れるのでその隙に足に取付いて身体へよじ登る。頭の急所をザクザク刺すと急所が別の部位に移る。探すのに苦労したが、尻に第二の急所を発見、倒した。

三体目

湖の上の高い天蓋に居る剣みたいな棍棒みたいな何かを持つたレッドバロン(頭の形が)。その剣を振下させて、先端が地面に埋つた隙にそこから腕に駆上る。何度か振落されたり、足下を逃回る時に誤つて湖に落ちたり。一回落ちたら天蓋に戻るまでに時間が掛つて大変。
急所はやはり二箇所、最初が頭で次が腹。
職場の若いのと話をしてたら、「最初に硬い床を叩かせて腕輪を壊さないと、それが邪魔で登れない」さうだ。あー、一発目に偶然硬いとこを叩かせてたんで気付かなかつたよ。

四体目

馬みたいな奴。どう取付いたものか分らず困つてゐたらヒントが。地下墓地の入口で奴を待ち構へ、寄つて来たら地下墓地を通つて他の出口から出る。すると奴は入口を覗き込んで姿勢を下げるので、尻尾に取付いて登る。急所は頭のみ。

五体目

巨鳥。現れたら湖の遺跡の石柱に止つてゐるので、水面にわずかに突出た足場に立つて矢で挑発する。怒つて突進して来る奴の肩にジャンプして取付く。失敗すると吹飛ばされて大ダメージ。
急所は三箇所。最初が尻尾の先端、次が左翼、最後が右翼。飛んでる奴の上なので風圧が掛かつて移動が難しい。

六体目

地下遺跡の巨人。知性があるらしい。ほんまか。
とりあへず逃回つてたら塀を登つて越えられることに気付いた。いくつも塀を登つて地下遺跡の奥に行くと、列柱に守られた壁の窪みを発見。そこに逃込んだら、奴はしやがんでこちらを覗き込み、時々列柱を殴りつけてゐる。これが知性か。しやがんだ時に顎鬚がぶらぶらしてるので、思ひ切つてそれに取付いたらビンゴだつた。
急所は頭、そして腰の後ろあたりの二箇所。