大和但馬屋日記

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笊のやうな感想

アニメでもゲームでもさうだけど、自分で感想を書くときは自分なりの評価軸の様なものを定めて書く様にしてゐるので、後で読み返すと「そこまで強く思つてたのかその時のワシは」と思ふことも多い。
実際のところ、作品そのものに対してはもつと緩い気持で接してゐる。その気持を評価軸といふ目の粗い笊で掬ひ上げたときに、緩い「水気」がぼとぼとと零れ落ちて、ザラザラしたものが残る。
ああさうか、笊に残つた方ではなく零れ落ちた方を書付ければ優等生的な「ブログ」が書けるのか。