大和但馬屋日記

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今日のゲーム(三月十一日)

クルクルランド(FC,Nintendo)

愕然とする程下手になつてゐる。要リハビリ。
任天堂のこの頃のゲーム群*1のフォーマットは、ファミコンといふハードウェアが「何か知らんが楽しい」ものであることをはつきりと示したといふ意味でワシの中では「ゼビウス」や「スーパーマリオ」や「ドラクエ」等よりも印象が遥かに強い。プログラム的に無理してる感じが全くしないし、企画者がプレイヤーに大きな何かを提示して変に動機付けとかもしないから、スッと遊びに入り込める。それでいて他では遊べない楽しさがある。それは「スーパーマリオ」以後に失はれてしまつた手触りだ。
今DSのソフトの受けがいいのはファミコン初期のさういふ感覚を作り手が思ひ出したからなのかもしれんね、と適当なことを言つてみる。
ああ、ワシがスーパーファミコンのゲームを全般的に好かん理由はそこにあるのか。どれもこれも無駄に重たかつたんだ。