大和但馬屋日記

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今週の「ARIA The ANIMATION」

別に感想サイトやるつもりはないんだけど。
水着回。んー、アンビバレンツな感じだ。流れてゐるものは、楽しかつた。「でつかいセクシーダイナマイトです」とか。まさか本当に特訓を始めるとは思はなかつたし、アリスが天使の技なんか身につけてしまつたらどうしようとハラハラしてしまつたけれども、あれはあれで良かつた。それにしてもビルジキールみたいな安定板やオール受けまで備へた丸太船て、なんぼなんでも準備良すぎだな。
しかしやはり、一クールしかないシリーズの中でこの話をやるのは勿体無かつたな、と思ふ。もつと、じつくりとネオ・ヴェネツィアの街を描いて欲しいのだ。背景作画が大変なのは分るけれども、テレビで「ARIA」をやると決めた以上は、そしてあれだけの美術を初端から見せ付けたからには、腹括つて描ききつてほしい。ドラゴンボールぢやあるまいし、いきなり海と崖ばかりの背景を見せられても嬉しくないのだ。
何度も書いたことだし、アニメ版の方針がキャラ寄りであることは理解してゐるし、その意味では良く出来てゐると思ふ。その上で敢へて高望みをしてゐる。
あ、オープニングの歌と絵のシンクロ具合は今回が一番良かつた。つか、歌に合せてコンテ切つたね。