大和但馬屋日記

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今日のゲーム(二月十七日)

大合奏!バンドブラザーズ(NDS,Nintendo,ASIN:B0006GASB4)大合奏! バンドブラザーズ

忙しさに身を任せてる間に順位が下がつたなあ。まあ、マイペースでやりますか。

ギターフリークス(PS,KONAMI,ASIN:B00005QBNW)

そこそこ慣れてきた。EXPERTのうち易しい二曲(JAZZY CATとHAPPY MAN)はクリアできる様になつたが他の曲が全然駄目だ。
オレの経験順から敢へてバンブラ基準で考へると、やはりこちらは「ゲーム」だなと思つた。フレットの押へ方が理に適つてないといふか、そのアレンジの仕方で難易度が制作者の意のままに操られてる感がある。同じ音程が続く場所でもフレットが動いたりするのだから間違ひない。
バンブラは楽器なので、さういふ難易度の調整はない。「だつてかういふ曲なんだから仕方がない」とばかりに突放した感があり、故にバンブラはゲームであることを放棄してゐる。
どちらが良いといふ話ではない。ギタフリで上手くなつた時の陶酔感と、バンブラで上手くなつた時の達成感は異りながらも両方捨て難いものだ。
ただ、バンブラを始めてから現在に至る間に獲得したスキルは全く新しいものであり、その自己の変質が何よりも面白かつた。それに対して、ギタフリをいくら上手くなつてもさういふ風には思はないといふか、精々「ケイブの新作シューティングでまた一周できる様になつたよ」くらゐの、既に自分にあるスキルの向上としてしか感じられない様な気がする。
先にバンブラに触れたからさう思ふのか、順序が逆でも同じ様に感じたのかどうかは残念ながら分らない。人生にやり直しは効かないからね。


「難易度が制作者の意のままに操られてる感」といへば、勿論すべてのゲームにさうしたものはあるのだが、その意図の見え方によつては非常に萎えることがある。昔、アーケード版「ツインビー」の二周目あたりで破壊不能な「鬼の金棒」が横一列に並んで行手を阻むのに出くはした時には、二度とこのゲームで遊ぶまいと思つた。バリアを装備してゐなければ確実に殺されるからだ(後に、バリアなしでも画面の一方の端から抜けられると知つた)。
あと、初代「リッジレーサー」の上級コースが嫌ひだつた。中級までのコースから分岐して入る後半セクションが、ただ狭いだけのところに意地悪なクランクがあつたり、見通しを悪くするために景色が妙に殺風景だつたりで、ちつとも楽しくなかつたのだな。やるならもう少しエレガントに頼みますよ。