大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

サウンド魂

とにかく耳に残る塊魂サウンド。豪華といへば超豪華、微妙といへば超微妙な顔ぶれが、ただのタイアップでない塊魂に満ちた歌を聞かせてくれる。‥‥なんかこの感覚、初めてぢやないんだよな。さう、アレだよ、「ビデオゲームグラフィティ」の一連のアレンジ曲。
アルファレコード(GMOレーベル)やポニーキャニオン(サイトロンレーベル)にやや遅れる形でビクター音産がゲーム音楽ジャンルに手を着けたとき、最初にフィーチャーしたのがゲーム音楽ジャンルの祖であるナムコの曲だつた。全編フルアレンジで、B面はラジオドラマ仕立てでボーカル曲化といふ当時誰もがぶつ飛んだ企画。その後の「VGGシリーズ」は普通のゲームサントラシリーズとして落ち着いたが、時々やはりボーカル曲を思ひ出した様に忍ばせてくるから気を抜けなかつた。傍流の「アラモード」シリーズも含めるとこんな感じのラインナップになる。

などなど、どう評価していいのか分らない様な顔ぶれが、そのゲーム特有のキーワード満載の歌を熱唱してゐるわけだ。最後のは、まあそのまんまだが。
塊魂のBGMは、さういふ豪華なパロディ企画の様なことをゲーム内でやつてしまつた感がある。だからどうだといふわけではないが、なんといふか「avexのアーティストをフィーチャリングしましたー」とかいふのとは一線を画してゐる気がしないか。
チェゲダ。ファンキダ。ミンナダマッテオレニツイテコイ。カモ。

*1:タラちやんの声の人