大和但馬屋日記

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2004-10-29

[]タブーの暴露

「聞いたら驚くだろうけれど、われわれチームがバーニー(エクレストン)から受け取る賞金は、チャンピオン・チームだってわずかに2,200万ドル(約23億円)にすぎないんだよ。ミナルディときたら、その半額にもならないだろう。

2,200万ドルといったら、われわれがチームを運営する資金の4%でしかないものだ。

われわれはこんなことを定めたコンコルド協定をみんな後悔しているよ」デニス代表、低額賞金を暴露

この言葉を信用して、仮にミナルディの手にする賞金が十億円だとしよう。では、それはミナルディのチーム運営資金の何パーセントくらいになるのだろうか。

二十三億円では確かにマシン一台の開発資金にすらならない*1だろうが、その額が少ないと嘆くのが正しいのかどうかがわからない。むしろミナルディの件から逆算して、一度F1全体の適性規模というやつを見直さないと、レギュレーション変更の大義名分としての「コスト削減」という言葉に説得力をもたせることは絶対に叶わないんじゃないのか。

しかしまあ、賞金枠は全体で一億ドルくらいってことか。放映権料とかで幾ら儲けてるのか知らないけど、いかにも安い感じはするよね。ともあれその金額の高低よりも、今までずっと隠されてきた賞金額が暴露されたってことに驚いた。

*1:というか、マイケルに給料すら払えない!!