■ [difficulty]前途多難
マクラーレンはブルツとP・デ・ラ・ロサがはじめてMP4-19Bをドライブ。
(略)
しかし、ヘレスの暑さに揃ってクーリングのトラブルに見舞われてしまった。テクニカル・ディレクターのA・ニューウェイが心配そうにマシンに張り付き、しまいには自ら下にもぐって穴を開けるようなドタバタもみられ、復活の道のりは険しいようだ。マクラーレン、険しい復活への道 [ 2004/06/23
ヘレス合同テストの一幕。ニューウィ自らが開けた穴なら空力効果も抜群だろう、などと皮肉も言いたくなるが本当に大丈夫かね。そこそこタイムは出てる様だけど、今のマクラーレンの問題はそこじゃないからね。つか、どこを取り出しても問題の種。しかし一方でブルツはこう言っている。
「現行のMP4-19は『遅い』『信頼性がない』、さらに僕に言わせれば『狭い』も加えた三重苦だ。実際にここまで悲惨なシーズンを送っているのだから、これはもうこの『MP4-19B』を投入するしかないだろう。新しいクルマにはそれだけのパフォーマンスと信頼性があるよ」ブルツ、「改良型車投入すべき」
「すべき」はやめれ、といふのはおいといて。多少の不安はあれど、今よりはマシということか。