id:wata300:20031220#p3を拝見して思つたこと。
"間違ひ"は名詞ではなく，動詞の連用形を名詞の様に用ゐてゐるのではないか。それでは，名詞の様に用ゐるならそれは名詞である，と言へるかどうか。
- http://homepage1.nifty.com/iwaoka/kotoba33.htm
- http://study-japanese.hp.infoseek.co.jp/hp/grammar/grammar-6.htm
- google:連用形 名詞
長い時を経て連用形のまま名詞化したもの*1はともかく，あらゆる連用形を名詞と見倣すのであれば，それは実質的に「動詞もキーワード化してよい」と解釈されることになりはすまいか。
さすがに拘りすぎかと自分でも思ふ。しかしヘルプのガイドラインではつきり「名詞」と品詞を規定した以上，「名詞と見倣す範囲」もはつきりしておくべきではないか。厳密さを期して「普通名詞」と「固有名詞」といふ風に言葉を分けたのであれば，さうするのが当然の様に思はれる。薮蛇を突くのを避けるためにはつきりしない方が良いといふ考へ方もあるが，そのためにまたいづれ遠からず揉め事が起るだらうことも簡単に予測できる。
一応，かういふ考へがあることを目にとめて頂きたいのでid:hatenadiaryにリファを飛ばしておかう。
*1:例として「話」「霧」「煮干」「鋏」など
