「ボイン」が掲載されてゐる辞書もあるのですね。私の手許のものでは確認できませんでした。私に限つて言へば，その語を使ふときは(使つたことあるかなあ?)，たぶん擬態語とか形容動詞，あるいは副詞の様にしか使はないでせう。
名詞ルールに関して，たとへば「静けさ」「行ひ」「残念」のといつた単語がどう扱はれるのかについては興味があります。そもそも品詞の区別は難しいところですし，学者によつて説も違ふでせうから，「辞書にさう載つてゐる」ことを根拠にするのは尤もだと思ひます。名詞だと書いてある辞書があるならその点については拘りません。そこまでしたくなる単語とも思ひませんし，ね。
本筋から外れますが，名詞でない単語を片端から狩るつもりはありません。ただ，議題として提示されたものにたまたま疑はしい点があつたからさう指摘したまでのことで，「別件逮捕」的にアレをナニしたいと考へたわけではありません。閑話休題。
評議会については，仰ることもその通りだと思ひますし，一方で評議会に掛けられる前に議論があつたのかどうかといふ疑ひを複数の方から呈されてもゐます。特に今回は当該キーワードをappendした人が「市民でない」ことを理由に議論の一線から引いてしまはれたこともあり，議論の中心性を欠くをかしな状態になつてしまひました。
関はつた人それぞれが書記した思惑をどこかに纏めないと，次に活かすも何もないなと思ひます。しかし正直それを行ふのは大変ですし，今の私にはその暇も気力もありません。半ば政治的に評議会第一弾として取り上げられたのであれば，この件に関するはてな側による取纏めを期待したいところです。
