キッズステーションで「長篇怪獣映画ウルトラマン」。生れて初めて観るが‥‥うわ、ひでえ! ベムラーが科特隊にやられてるよ。弱ッ。
このまま最後までウルトラマンが出て来なかつたらどうしよう‥‥と当時のお子様も思つたに違ひない。
‥‥ピグモン相手に必死なレッドキング。ウルトラマン相手に指一本触れられないレッドキング。何度見ても哀れな奴よ。
後半は「怪獣殿下」か。これ観ると「ダイナ」の大阪篇を観たくなるんだよな。良きオマージュに満ちた良作です。
うわ、締まらねえ終り方‥‥まあ、こんなもんか。
お約束としてウルトラマンダイナ第35・36話「滅びの微笑」を観る。展開は細かいところまでこれ以上ないくらゐの焼直しだが、登場人物の人間関係を前作「ティガ」に絡めて巧く閉ぢさせたおかげで「怪獣殿下」に見られた唐突さを解消してゐる。旧作を最構築しながら平成シリーズ物としてティガと世界観を繋ぎ、しつかり最終三話への伏線も張つた、取りこぼしのない実に見事な脚本と演出である。ファンサービスとはかくあれかし。
やつぱりダイナが好きやなあ。
