大和但馬屋日記

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君の瞳に何を、映すのか〜

煙る室内

そして僕は途方に暮れる。
フィルター掃除を最後にしたのは何年前だらう。
我が瞳に映るのは一面の煙。肉を焼いたら部屋が煙に埋め尽くされた。換気扇のフィルターには油粘土と化した厚さ五ミリ程の汚れがこつてりと盛られてゐて、全く用を為してゐない。
窓を全開して風呂場のドアも開けて事無きを得たが、火災報知器が鳴つたらシャレにならんところだつた。
ところで、ビジネスホテルでシャワーを出しつ放しにしたままドアを開けて火災報知器を鳴らしてしまつたこと、ありませんか? 私はあります。淡路島の洲本プリンスホテルで。何が怖いて、警報が鳴つてるのにフロントからもどこからも一切反応が無かつたことが一番怖かつたよ。あそこでもし本当に火事が起きてたら、死んでます。
まさに火災放置器。