大和但馬屋日記

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フランスGP感想

モナコGPの時も見ていて思いましたが、ブリジストンってレース終盤(既に手遅れともいう)に速さを発揮するタイヤなんでしょうかねえ?
・地上波のアナウンサーはMSのことを「お兄ちゃん」と呼んでいました。恐らくこの人は若乃花の事も「お兄ちゃん」と呼んでいたのでしょう。
・地上波では「史上まれにみる混戦となった今年のF1」みたいなことを言ってましたが、’99の方が余程混戦だったように思います。

毎度どうもです。
後半に速いといふのはBSタイヤの特性といふよりも、フェラーリF2003-GAとのマッチングの問題でせう。某掲示板に私が書いた内容を転記します。

なんだか、F2003GAはよくわからんマシンなんだよね、観てる側からすると。遅いか? っていうと全然そんなことないけど、速いとこと遅いとこの法則がつかめないっていうか。ニュルブルクの3セクだけ異常に速かったのはなぜ? みたいな。
で、走らせてる側にも実はそれがよくわかってない、みたいな気がする。だからタイムが安定しないし、バリチェッロみたいな妙なスピンがある。F2002があんまり良すぎたんで、それとの差異をチーム全体が(ブリヂストンもひっくるめて)飲み下せてない様な印象。F300シリーズはF2002が完成形だったのかなあ。

といふわけで、タイヤ自体の性能よりも去年までのデータが役に立つてないのが最大の原因かな、と私は考へてます。フリー走行が少なくなつた今季のレギュレーションも、フェラーリ&BSにとつては悪い結果をもたらしてゐる様ですね。
混戦具合については、'99年はマイケルの骨折事故があつてのことで、フレンツェンの台頭も終盤の一瞬だけだつたので、正直「あの事故がなければ‥‥」といふ印象の方が強いのではないでせうか。ともあれ、今季の行方のわからなさはここ数年見られなかつたものなので、テレビ局としてプッシュするのはまあ妥当ではないかと。仰る通り、「お兄ちやん」みたいな恥かしいフレーズは御免ですが‥‥