大和但馬屋日記

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どこに戻るか

最近,WEBコンテンツ内の「戻る」と書かれたアンカーをクリックするとJavaScriptでブラウザの「戻る」ボタンを押した時と同じ振る舞ひをさせるケースが多く見られる。
検索エンジンなどから個別のページに飛んだ後,その上位コンテンツに戻る移動する*1ことを期待して「戻る」をクリックしたときなどにかかる振る舞ひをされると少しムッとする。直前に見てゐたページに戻りたいなら,ブラウザの機能*2を使ふのであつて,コンテンツの方で余計なことはしないでほしい。こんなナビゲーションで誰が喜ぶのか。
「戻る」をクリックしたら前に戻つて何が悪い,といふのも正論かもしれない。が,さういふスクリプトを仕込む時に本当にさう考へてゐるのかどうか。自分のサイト内での上位から下位へ移動する読み方しか想定してないのではないか。大方どこぞの「ホームページ作成ソフト」に添付されてゐるスクリプトを何も考へずに使つてゐるものと思はれるが,迷惑なのでやめてくれ。
そもそも,上位コンテンツに「戻る」といふ表現が(サイトナビゲーションの表記としては)間違ひ。



あーあれか,ニュースや日記などで「トップページ」と「過去の履歴」などから同じページにアクセスしたときに,それぞれのページに戻したいといふ親心なのね。
だからさういふときはブラウザの機能で(ry

逆に「ブラウザの『戻る』で戻ってね」としか書いてゐないページは論外。
‥‥よく考へたらF1ページのリザルト表にハイパーリンクを一切設けてゐないので,オレ自身が論外だつた。人を呪はば穴二つ。週末には直さう。
と思つたが,手取り足取り親切に,てのも違ふ(といふか別問題の)やうな気がするな。期待と異なる結果をもたらすのが良くないと言つてるわけであり。サイト構築は常に難しい。

*1:後で間違ひと断言しておきながら自分でさう書いてゐたら世話はない

*2:「戻る」ボタンあるいはショートカットキーやタブレットのジェスチャetc.