大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

寄寓奇遇

何となしにどこかでだれかがダイアリーをクリックしたら、カウンターが150000丁度だつた。そして、飛んだ先はid:DocSeriさんの日記だつた。だから何といふ程のこともないが、メモしておく価値はあらうといふもの。
なかなか普段の巡回先に中るものではないし、まして自分のダイアリーに中つたことなぞ一度もない。

本当に失はれたものは

何となしにはてなブックマークの「ことば」タグを辿つて見つけた記事。

明治時代に「言文一致」の運動があった。「言文一致」というと、「話すように書く」ことであり、その結果なくなったのは古い書き言葉としての文語だと普通は考えられている。しかし、「言文一致」の実態は、書き言葉が基準とされた東京の山の手の中流の人の話し言葉に似せて姿を変え、こうして出来た新しい書き言葉のとおりに話すことを多くの人が強いられたということであった。その結果消えたのは、地域や階層によってきわめて多様であった話し言葉のほうだったのである。

http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/genbunitti.htm

書き言葉と話し言葉は本来別のものである、といふこと。