大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

データなし

オリジナルの「パックマン」と「パックマンC.E.」を遊んでみた。

パックマン」が下手なのは別に舐めプレイでも何でもなくて實力としてこんなもん。むしろ千六百点をよく取れてゐる方だと思ふ。俺がカンストまで遊べたのは學研の螢光管ゲーム「パックモンスター」とPC-6001mkII版「パックマン」だけだ。どちらもパワーエサ状態を切らさずにエサをクリアできるパターンがあつた様な。P6版はさういふ訣ではなかつたかな? それでもともかく自力でパターン構築は可能だつた。オリジナルの「パックマン」に對してはそこまでの探求心は持てなかつた。動畫としてはモンスターすり抜けが録れたので良しとする(五分四十七秒)。
初代「パックマンC.E.」。これすらももう九年も前のゲームであるから厭になる。

今となつては主に繪的な部分で流石に「九年前やなあ」と感じるところはあるが、ゲームとしてはやはり申し分なく面白い。「パックマンC.E.2」など足許にも及ばない。「パックマンC.E.」が「パックマン」を改めて一から捉へ直して「パックマン」であリながら「パックマン」とは異なる樂しさを實現したのに較べると、「パックマンC.E.2」は「パックマンC.E.」を元に變に弄つた「パックマンC.E.DX」をさらに弄つただけの代物で、「パックマン」からは掛け離れつつも「パックマンC.E.」の面白さの再定義を果すには到つてをらず、むしろオリジナルの持つ「パターンゲーム」の側面だけをシステムで強化するといふ退化したゲーム性を以て良しとしてゐるからだ。要するに後ろ向きなのだ。
自分で録つた動畫を見ると、「C.E.2」の方が「C.E.」より上手く遊ベてゐる様に見える。買つて僅か二、三日のゲームなのにだ。つまり、その程度の内容なのだ。
さういふのを目指したの? 本當に?